Microsoftがリモートデスクトップクライアント「Remote Desktop」のデザインと名前を刷新した「Windows App for macOS/iOS」をリリースしています。詳細は以下から。
Microsoftは2023年11月に開催したMicrosoft Ignite 2023の中で、Windows 365やAzure Virtual Desktop、Remote Desktop、Remote Desktop Services、Microsoft Dev Boxなどあらゆるデバイスやアプリケーションに接続できる「Windows App」を今後WindowsやMac、iOS、iPadOS、Webブラウザー向けに公開すると発表し、
2024年には、Public Beta版を公開し開発を進めてきましたが、現地時間2024年09月19日付けで、この「Windows App」のmacOS版とiOS版(Mobile)がリリースされています。
2024年08月に発表されていた通り、Windows Appは同社が開発するリモートデスクトップクライアント「Microsoft Remote Desktop」を刷新したもので、今回のアップデートでは機能に加え、名前もWindows App (バージョンは11.0)に変更されています。
このリリースでは、クライアントの名前が Windows アプリに変更されました。また、次の変更も行いました。
Windows App Mobileのリリースノートより
Windows App v11.0では、リモートリソースがデバイス、アプリ、お気に入りのページに整理され、Windows 365 Frontline Cloud PC、クラウドPCの再起動や復元などがサポートされています。
Windows App v11.0のシステム要件はmacOS版がmacOS 12 Monterey以降のIntel/Apple Silicon Macで、Mobile版がiOS 17.0/iPadOS 17.0以降のiPhone/iPadおよびvisionOS 1.0以降のApple VisionでMac App Store/App Storeに無料で公開されているので、MacやiPhone, iPad, Vision ProからWindows PCへアクセスしたい方は試してみてください。
Windows App v11.0
このリリースでは、クライアントの名前が Windows アプリに変更されました。また、次の変更も行いました。
- 更新された接続センターでは、リモート リソースが [デバイス]、[アプリ]、[お気に入り] の各ページに整理されました (詳細については、https://aka.ms/WindowsApp をご覧ください)。
- フロントライン クラウド PC のサポート (詳細については、https://aka.ms/Windows365Frontline をご覧ください)。
- 再起動や復元などのクラウド PC デバイス操作のサポート。
- Entra アカウントのアカウント切り替え。
- Windows App Mobile – App Store
- Windows App – Mac App Store
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