Serif Labsが同社のデザインスイート「Affinity」シリーズをv1.8へアップデートます。詳細は以下から。
英Serif Labsは現地時間2020年02月26日、同社がmacOSおよびWindows, iPadプラットフォーム向けに開発&販売しているデザイン/写真編集/DTPアプリ「Affinity Designer/Photo/Publisher」の全てをv1.8へアップデートし、複数の新機能を追加したと発表しています。
Affinity スート全体の 1.8 バージョンがここにそろいました!
最新の機能と大きな改善のいくつかをチェックして下さい。例えば、Affinity Publisher 用の IDML 読み込みおよび新しいプリフライトパネル、Affinity Designer 用の拡大ストロークの改善と新しいストックパネル、Affinity Photo 用の PSD スマートオブジェクトサポート、レンズ補正改善、そしてすべてのアプリに対してテンプレートのサポートと新しいドキュメントダイアログが用意されました。Affinity 1.8 へようこそ – Serif
Serif LabsはAffinity v1.8アップデートに追加した新機能を解説する動画と英語や日本語,フランス語,ドイツ語など10言語でリリースノートと新機能の解説ページを公開しているので、詳細はそちらを見た方が正確ですが、
Affinity Designer/Photo/Publisherの共通した新機能としては保存したファイルから作品の作成をスタートできる「テンプレートファイル(.aftemplate)」がサポートされ、加えてmacOS版ではウィンドウコントロールとアプリのメインツールバーが統合された「統合型ツールバー (Unified toolbar)」がAffinityシリーズ全てに採用されています。
リリースノート
Affinity Designer for Mac v1.8
- テンプレートのサポート – ドキュメントをテンプレートファイルとして保存して何度も再利用でき、テンプレートをすべてのアプリで共有することや、クラウドストレージを介して複数のデバイス上のファイルにアクセスすることができます
- 新しいドキュメントダイアログ – カスタマイズ可能、保存可能なプリセット、サムネイルプレビューを使用して、ドキュメントプリセットの検索、作成、管理がこれまで以上に容易になりました
- 統合ツールバー – ウィンドウコントロールおよびアプリのメインツールバーの統合により、Mac(Mojave以上)のドキュメントスペースがより使いやすくなりました
- ブール演算の改良 – シェイプを加算、減算、結合して、これまでにないカスタムデザインを作成できます
- PANTONE©ライブラリの更新 – PANTONE©Color BridgeおよびPANTONE©Formula Guideソリッドパレット(コーティングおよび非コーティング)などの更新により、あらゆる色を作品に使用できます
- ストローク展開の大幅な改良 – 以前よりもはるかに少ないノードで非常に高精度の結果を得ることができます
- 新しいストックパネル – アプリの最新のストックパネルから著作権使用料無料の画像にすばやくアクセスできます
- テキスト編集用のAppleキーボードショートカット – テキストの編集や入力にAppleのデフォルトのキーボードショートカットを使用して、ワークフローをさらに合理化
- その他、多くの改良と修正が適用されています
Affinity Photo for Mac v1.8
- テンプレートのサポート – ドキュメントをテンプレートファイルとして保存して何度も再利用でき、テンプレートをすべてのアプリで共有することや、クラウドストレージを介して複数のデバイス上のファイルにアクセスすることができます
- 新しいドキュメントダイアログ – カスタマイズ可能、保存可能なプリセット、サムネイルプレビューを使用して、ドキュメントプリセットの検索、作成、管理がこれまで以上に容易になりました
- 統合ツールバー – ウィンドウコントロールおよびアプリのメインツールバーの統合により、Mac(Mojave以上)のドキュメントスペースがより使いやすくなりました
- PANTONE©ライブラリの更新 – PANTONE©Color BridgeおよびPANTONE©Formula Guideソリッドパレット(コーティングおよび非コーティング)などの更新により、あらゆる色を作品に使用できます
- レンズ補正の改良項目 – 現像ペルソナの手動レンズ補正オーバーライド、新しく追加された「最近の使用」および「お気に入り」リスト、固定焦点距離レンズからのRAWファイルのレンズ補正を利用できるようになりました
- プラグインサポートの大幅な改良 – DxOによるNikコレクションを含む、アプリ内のさまざまなプラグインのパワーを体験できます
- メタデータの処理の改良 – 著作権およびその他の情報のIPTC標準を含む、画像メタデータのユーザー編集可能なフィールドへの新しいサポートに加えて、メタデータファイル(XMP)の保存とインポート、画像フォルダ全体のバッチ処理、適切な所有権情報によるタグ付けなどを利用できるようになりました
- PSDスマートオブジェクトのサポート – PSDファイルに含まれるスマートオブジェクトを埋め込みドキュメントとしてAffinity Photoにインポート可能になったため、スマートオブジェクト内のレイヤーを簡単に編集でき、iPadでも元のデータが失われることのないワークフローを維持できます
- Canon CR3 RAWのサポート – Affinity Photoで最高品質の写真を開いて編集できます
- テキスト編集用のAppleキーボードショートカット – テキストの編集や入力にAppleのデフォルトのキーボードショートカットを使用して、ワークフローをさらに合理化
- その他、多くの改良と修正が適用されています
Affinity Publisher for Mac v1.8
- テンプレートのサポート – ドキュメントをテンプレートファイルとして保存して何度も再利用でき、テンプレートをすべてのアプリで共有することや、クラウドストレージを介して複数のデバイス上のファイルにアクセスすることができます
- 新しいドキュメントダイアログ – カスタマイズ可能、保存可能なプリセット、サムネイルプレビューを使用して、ドキュメントプリセットの検索、作成、管理がこれまで以上に容易になりました
- 統合ツールバー – ウィンドウコントロールおよびアプリのメインツールバーの統合により、Mac(Mojave以上)のドキュメントスペースがより使いやすくなりました
- PANTONE©ライブラリの更新 – PANTONE©Color BridgeおよびPANTONE©Formula Guideソリッドパレット(コーティングおよび非コーティング)などの更新により、あらゆる色を作品に使用できます
- IDMLのインポート – すべてのテキストスタイル、マスターページ、ガイド、ピン留めオブジェクトなどを含むInDesign® IDMLファイルを、Affinity Publisherに直接インポート
- ライブプレフライトチェック – アプリのすべての新しいプレフライトパネルをカスタマイズして、画像の解像度低下、にじみ、テキストのオーバーフロー、スペルミス、画像やフォントリソースの不足など、ドキュメントで起こるエラーに関する警告をライブで受信
- XLSXのインポート – Excel、Apple Numbers、またはLibreOfficeから、XLSX形式のスプレッドシートデータをスタンドアロンテーブルまたはテキストフレームとインラインでインポート
- ドキュメントの結合 – ドキュメント全体を結合する場合、またはインポートするページ範囲を選択する場合にかかわらず、複数のドキュメントを1つのファイルに結合し、テキストスタイルマッピング、インデックス結合、マスターページ制御を活用
- スマートマスターページ – 作業中の工程を失うことなく、1回のクリックで簡単にマスターページを交換し、編集したコンテンツを任意のページから新しいマスターページレイアウトに移行
- リソースの収集 – すべての画像リソースを単一のフォルダの場所に整理し、ネットワーク内の他のユーザーと共有
- 新しいアンカーパネル – ドキュメント内のアンカーを簡単に管理し、選択したテキストから新しいアンカーを作成
- テキスト編集用のAppleキーボードショートカット – テキストの編集や入力にAppleのデフォルトのキーボードショートカットを使用して、ワークフローをさらに合理化
- テキスト列の分割線 – テキストフレーム設定の列を区切る行を追加
- その他、多くの改良と修正が適用されています
Affinity Designer for iPad v1.8
- テンプレートのサポート – ドキュメントをテンプレートファイルとして保存して何度も再利用でき、テンプレートをすべてのアプリで共有することや、クラウドストレージを介して複数のデバイス上のファイルにアクセスすることができます
- カスタマイズ可能なキーボードショートカット – iPadのキーボード接続を使用して、独自のショートカットを作成できるようになりました
- ブール演算の改良 – シェイプを加算、減算、結合して、これまでにないカスタムデザインを作成できます
- PANTONE©ライブラリの更新 – PANTONE©Color BridgeおよびPANTONE©Formula Guideソリッドパレット(コーティングおよび非コーティング)などの更新により、あらゆる色を作品に使用できます
- ストローク展開の大幅な改良 – 以前よりもはるかに少ないノードで非常に高精度の結果を得ることができます
- 新しいストックパネル – アプリの最新のストックパネルから著作権使用料無料の画像にすばやくアクセスできます
- その他、多くの改良と修正が適用されています
Affinity Photo for iPad v1.8
- テンプレートのサポート – ドキュメントをテンプレートファイルとして保存して何度も再利用でき、テンプレートをすべてのアプリで共有することや、クラウドストレージを介して複数のデバイス上のファイルにアクセスすることができます
- カスタマイズ可能なキーボードショートカット – iPadのキーボード接続を使用して、独自のショートカットを作成できるようになりました
- PANTONE©ライブラリの更新 – PANTONE©Color BridgeおよびPANTONE©Formula Guideソリッドパレット(コーティングおよび非コーティング)などの更新により、あらゆる色を作品に使用できます
- メタデータの処理の改良 – 著作権およびその他の情報のIPTC標準を含む、画像メタデータのユーザー編集可能なフィールドへの新しいサポートに加えて、画像フォルダ全体のバッチ処理、適切な所有権情報によるタグ付けなどを利用できるようになりました
- PSDスマートオブジェクトのサポート – PSDファイルに含まれるスマートオブジェクトを埋め込みドキュメントとしてAffinity Photoにインポート可能になったため、スマートオブジェクト内のレイヤーを簡単に編集でき、iPadでも元のデータが失われることのないワークフローを維持できます
- Canon CR3 RAWのサポート – Affinity Photoで最高品質の写真を開いて編集できます
- その他、多くの改良と修正が適用されています
- Affinity 1.8 へようこそ – Serif
- Serif LabsのApp – App Store
コメント
Affinityは完全に「A」の首を取りに来てるな。でも自分は何だかんだでPixelmetor派。生きのこれ〜(呪)
designerもphotoも、作業用ファイルの場所を指定する設定が無いっぽいんだけど、嫌だな。photoshop は指定できるのに。psではhddを指定して使ってる。
作業ファイルなんかssdに作ってもらいたくない。
お約束 場所を調べてシンボリックリンクで飛ばすしかないのでは