macOS 10.15.2 CatalinaのゲストOSがフリーズする不具合や強化されたAppleの公証条件を満たした「VirtualBox 6.1.4」がリリースされています。詳細は以下から。
Oracleは現地時間2020年02月19日、クロスプラットフォームに対応した仮想化ソフトウェア「VirtualBox」をバージョン6.1.4へアップデートし、macOS CatalinaのゲストOSをmacOS 10.15.2へアップデートした後にゲストOSが起動しなくなる不具合を修正したと発表しています。
VirtualBox 6.1.4 (released February 19 2020)
- Virtualization core: Fixed macOS Catalina guests failing to boot after upgrading to 10.15.2 onwards (bug #19188)
- macOS host: Use hardened runtime and request the needed entitlements, meeting latest notarization rules which also required moving VirtualBoxVM executable
- macOS host: Update osxfuse to v3.10.4
リリースノートより抜粋
また、VirtualBox v6.1.4では、AppleがOS X 10.11 El Capitanで導入した管理者権限であっても特定のディレクトリへのアクセスを禁止するセキュリティ整合性保護機能(SIP: System Integrity Protection)、通称”Rootless”をアプリまで拡張し、アプリ(バイナリ)をコードインジェクションなどから保護する「Hardened Runtime (Enhanced Runtime)」がサポートされ、
これにより、VirtualBoxはAppleが開発者に求めている最新の公証条件を満たしVirtualBoxVMの実行が可能になった発表されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
Mac softwareは次に該当する場合であっても認証が可能になりました:
Hardened Runtime機能が有効化されていない。macOS Catalina用のMacソフトウェアの認証 – Apple Developer
- Oracle VM VirtualBox – Oracle
- VirtualBox Changelog-6.1 – Oracle VM VirtualBox
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