Mac App StoreにMac用ネットワークユーティリティ「WiFi Explorer」のスクリーンショットを利用した偽アプリが登場しています。詳細は以下から。
WiFi Explorerはフロリダ工科大学のAdrian Granadosさんが2013年頃から開発&販売しているMac用のWi-Fiネットワークユーティリティで、Wi-Fi強度やネットワーク情報、チャンネル干渉を可視化してくれる機能がありますが、このWiFi Explorerのスクリーンショットを利用した偽アプリ(Copycat)が現在Mac App Storeに公開されているそうです。
PSA: A copycat of WiFi Explorer has made it to the Mac App Store despite being in violation of section 4.1 of the App Store Review Guidelines (Copycats). Please beware of this scam. @AppleSupport pic.twitter.com/4WYJ0TXihu
— WiFi Explorer (@wifiexplorer) February 3, 2020
WiFi Explorerのスクリーンショットを利用した偽アプリは、名前もOka WiFi Speed TestというSpeedtest.net by Ooklaに似たアプリで、成浩 吴(ChengHao Wu)という開発者の方が公開しており、ネットワーク速度をテストし、信号強度を確認する事ができるそうですが、
確認したところ、実際にはネットワーク速度のテストだけで、WiFi ExplorerのようにWiFi強度やチャンネル干渉を可視化してくれる機能はなく、利用にはMacの位置情報が求められ、フィッシングWi-Fiの確認や広告を削除するVIP機能は月額280円(Happy Chinese New Yearセール中)のIAPとなっていました。
リンクはしませんが、現在のところ、Oka WiFi Speed Testはレビュー数の少ないMac App Storeで348ユーザーからのレビューを受けており、Mac App Storeではサービスが開始された当初からImageOptimやSketch、Graphicなど有名アプリのアイコンやスクリーンショットを利用した偽アプリ が公開され問題となっていたので、今回もガイドライン違反で削除されると思われます。
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