macOS Catalinaで起動しなくなる32-bitアプリを検出してくれるユーティリティ「Go64」がアップデートし、実際にはCatalinaで動作する64-bitアプリを誤って動かないと表示する不具合を修正。

　macOS Catalinaで起動しない32-bitアプリを検出してくれるユーティリティ「Go64」がアップデートし、実際にはCatalinaで動作する64-bitアプリを誤って動かないと表示する不具合を修正しています。詳細は以下から。

　Go64はFinder拡張アプリ「Default Folder X」などを開発＆販売している米St. Clair Softwareが公開しているユーティリティアプリで、32-bitアプリのサポートが終了したmacOS 10.15 Catalinaで動作しなくなるアプリを、Catalinaアップグレード前の段階で検出してくれる機能がありますが、このGo64がバージョン1.1.1へアップデートされています。

Go64 version 1.1.1 is now available. It’s a minor update that fixes a bug that could result in Go64 reporting that an app had a 32-bit-only internal component when the app actually also had a 64-bit version of that component. So it’d mistakenly report that the app wouldn’t run on Catalina when it would, in fact, run.

Go64 1.1.1 refines its detection of Catalina-incompatible 32-bit apps – St. Clair Software Blog

　Go64 v1.1.1はマイナーアップデートですが、St. Clair SoftwareのJon Gotowさんによると、同バージョンではチェックしたアプリに32-bitと64-bitの2つの内部コンポーネントが含まれている場合、32-bitコンポーネントのみに反応し、そのアプリがmacOS Catalinaで動作しなくなると誤って報告する不具合が修正されたほか、

複数のアプリを選択してFinderに表示しようとすると、そのアプリの数だけ同じフォルダを開いてしまう問題が修正されているそうなので、ユーザーの方はアップデートをチェックしてみてください。

• Go64 – St. Clair Software
• Go64 1.1.1 refines its detection of Catalina-incompatible 32-bit apps – St. Clair Software Blog