32年前に開発されたStaplerやLaunchListをベースに、タスクに必要なファイルやフォルダ、アプリなどをまとめて保存、素早く起動できるMacアプリ「Stapler」がリリースされています。詳細は以下から。
StaplerはPlaydateゲームなどを開発しているMatt Sephtonさんが開発したタスクに必要なファイルやフォルダ、アプリなどをひとまとめにして、フローティングウィンドウでデスクトップ上に表示し、ワンクリック/Reternで起動できるタスク用のドキュメント管理アプリで、
The idea is you set up a Stapler Document per project containing related apps, files, folders, etc.Then you can open them all at once by launching the single document.Each document contains a list of aliases that can be managed, inspected, launched using the app.Task-based computing.
gingerbeardman/stapler: My take on the classic Macintosh app Stapler (with a little bit of LaunchList) – GitHub
32年前の1992年にPatterson Software WorksのChris Pattersonさんが開発したドキュメントリンクアプリ「Stapler (同名)」や、2009年にAli Rantakariさんが開発したアプリやWebサイト、ファイルやフォルダをまとめて起動できる「LaunchList」のアイデアをベースに開発されたそうです。
ただ、新Staplerは、この両方のアプリの機能を合わせたアプリとなっており、例えば旧Staplerには備わっていなかったドラッグ&ドロップでのファイルの追加や、LaunchListにはなかったゼロクリック起動、QuickLookなどが可能となっています。
リストにまとめたファイルやアプリは、リストファイル(.stapled)のダブルクリックやReturnキーを押すことで、まとめたファイルやフォルダ、アプリを一斉に開くことが出来、FileメニューやCMDキーを押しながらのクリックで編集モードでリストを開くことも出来ます。
Staplerのシステム要件はmacOS 12 Monterey以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリはオープンソース(MIT)で公開されていますが、現在のところAppleの公証は通していないそうなので、起動するには右クリックしてコンテキストメニューの[開く]、または、起動警告後にシステム設定アプリの[プライバシーとセキュリティ] → [セキュリティ]からGatekeeperを無効化して開く必要があります。
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