macOS 10.15 CatalinaではThunderbolt 3接続で4台以上/Daisy ChainingでマルチeGPUが可能になるようです。詳細は以下から。
現在、開発者向けにBeta版が公開されているmacOS 10.15 Catalinaではアクティビティモニターアプリに「GPUの履歴」に加え各アプリケーションのGPU使用率を確認できるeGPUタブが追加され、eGPUに接続したディスプレイにもブートスクリーンが表示されるなど、macOS 10.13.4 High SierraからサポートされたeGPU(External GPU)機能がアップデートされることが確認されていますが、CatalinaではeGPUのサポート台数も増えるようです。
macOS 10.14 MojaveまでのeGPUのサポート台数はMacに搭載されているThunderbolt 3のポート数の最大4つが上限で、Appleのプレゼンテーションにもx4 eGPU以上のスコアは出てきませんが、eGPU.ioのIT Sagaさんによると、CatalinaへアップグレードしたMac miniに6つのeGPUを接続(2つはDaisy Chaining)したところ、これまで最大4つしか認識されなかったeGPUが、Catalinaでは5、6台目のeGPUも認識され利用できるようになっていたそうです。
I tried 6x eGPUs today. Thanks to @Mac_editor‘s Purge-Wrangler script, I could use Razer Core (TI82) and R9 Fury cards. The mix were 1x R9 Fury, 1x R9 Nano, 1x RX 580, 1x Vega Frontier, 1x Vega Nano, and 1x Radeon VII. They were all recognized in macOS. Unfortunately only the first 4x could be used. The 5th and 6th were not found by any applications. System Information was confused and couldn’t load up. If I had it opened prior to connecting more than 4, it would stay open. This seems like a software limitation.
2018 Mac Mini ［8th,6C,B］ + Radeon VII @ 32Gbps-TB3 (Netstor HL23T-Plus) + macOS 10.15 ［itsage］ – eGPU.io
Appleは2019年秋にも発売を予定しているMac Pro (2019)でグラフィックス専用の独自モジュール「MPX」2つを用いてx4 GPUをサポートし、最大で6つのPro Display XDR (Retina 6K)が利用可能になると発表していますが、これに加えてeGPUの活用も可能になると思われます。
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