macOS 10.15 CatalinaではApple Watchを用いてMacアプリからの承認を行うことが可能になりました。詳細は以下から。
Appleは2016年にリリースしたmacOS 10.12 Sierraで、Apple Watchを利用してMacのロックを解除できるAutoUnlock機能を実装しましたが、「macOS 10.15 Catalina」ではMacのロックに加え、Macアプリの承認をApple Watchで行うことが可能になっています。
使い方
この機能は2ファクタ認証で設定しているApple IDで紐付けしたMac(macOS 10.15 Catalina)とApple Watch(watchOS 6)以降で利用可能で、使い方はApple Watch(iOSのWatchアプリ)でパスワードを設定し、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]パネル → [一般]タブで「✅Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」を有効にします。
次に、システム環境設定アプリやSafariの環境設定→[パスワード]などMacのアプリでロックキーを解除するためにパスワード入力が必要な場面になると「これを許可するには、Apple Watchで承認するかパスワードを入力してください。」というメッセージが出るので、Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックすればアプリの承認が行われます。
Auto Unlockとアプリの承認に対応しているMacはシステム情報の[Wi-Fi]パネルで「自動ロック解除」が対応となっているので、気になる方はチェックしてみてください。
コメント
これはかなり楽しい機能だった。もうちょっと対象範囲が拡がると完璧なんだが。ターミナルでsudoしたときのパスワードもこれに出来たら格好いい。