Appleが2003~2010年にかけてMacに同梱されていた3芯のAC電源プラグがごくまれに故障し感電する危険性があるとして「Apple AC電源プラグ(3芯)交換プログラム」を発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年04月25日。2003年から2010年にかけてMacや一部のiOSデバイス、Appleのワールドトラベルアダプタキットに同梱されていたイギリス、シンガポール、香港向けの3芯Apple AC電源プラグがごくまれに故障し、露出した金属部分に触れると感電する危険性があるとして同プラグの交換プログラム(リコール)を発表しています。
英国、シンガポール、香港向けに設計された 3 芯の Apple AC 電源プラグがごくまれに故障し、露出している金属部品に手で触れると感電する危険性があることが判明しました。この電源プラグは、2003 年から 2010 年にかけて Mac や一部の iOS デバイスの同梱物として出荷され、また、Apple ワールドトラベルアダプタキットにも含まれていたものです。
Apple にとってお客様の安全は最優先事項です。そのため Apple では、対象となる AC 電源プラグを新しい電源プラグと自主的に無償交換させていただくことにいたしました。Apple AC 電源プラグ (3 芯) 交換プログラム
交換手続き
対象となる3芯のAppleAC電源プラグは全体がホワイト(白色)で、Apple電源アダプタとの接合部のくぼみ(凹部)に文字がないもので、新しい(下図右)電源プラグは接続部がグレー(灰色)となり、印字があるそうです。
電源プラグの見分け方
お持ちの電源プラグを下図と比較してください。本プログラムの対象となる 3 芯の電源プラグは全体がホワイト (白色) で、Apple 電源アダプタとの接合部のくぼみ (凹部) に文字が一切印字されていません。これに対し、新しい電源プラグは同じくホワイト (白色) ですが、Apple 電源アダプタとの接合部のみグレー (灰色) になっています。Apple AC 電源プラグ (3 芯) 交換プログラム
交換手続きはApple正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店、Apple サポートへの配送修理が選択できますが、交換前には交換手続きの一環として、MacやiPad、iPhone、iPodのシリアル番号の検証が行われるそうです。
- Apple 正規サービスプロバイダ:近くの正規サービスプロバイダを探す。
- Apple Store 直営店:予約して直接持っていく。
- Apple サポート:Appleに問い合わ後、サポート担当者がAppleリペアセンターへ配送修理手配。
2018年以降に発表されたリペアプログラム
また、Appleは2018年から2019年にかけて以下のような交換プログラム(リコール)を発表しているので、ユーザーの方は確認してみてください。
- 2019年04月25日 New
▶ Apple AC 電源プラグ (3 芯) 交換プログラム - 2018年11月09日
▶ 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) ソリッドステートドライブ修理プログラム - 2018年11月09日
▶ タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム - 2018年08月31日
▶ iPhone 8 ロジックボード交換プログラム - 2018年06月22日
▶ MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム - 2018年04月20日
▶ 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム - 2018年02月02日
▶ 「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム *2018年03月末までに連絡済。
- Apple サポート 公式サイト – Apple
コメント
これはいい記事
でももうこの頃の機体って修理も受け付けてないんじゃないかなぁ…保守期限を明言してほしいわ
キーボードに続きまた神対応ですね!
やはりApple製品は安心感が桁違い
神対応?
安心感?