Apple、しばらく更新されていない古いiOSアプリの署名証明書をアップデート。

Apple signing certificate update Apple
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　Appleがしばらく更新されていない古いiOSアプリの署名証明書をアップデートしています。詳細は以下から。

Appleのコード署名のアイコン

　ここ数日の間、iPhoneやiPadにインストールしてあったしばらく更新されていない古いアプリに「This app has been updated by Apple to use the latest Apple signing certificate.」というアップデートが相次いだので調べてみたところ、Appleはここ数週間の間に古い署名証明書がついたiOSアプリをアップデートし、署名証明書を更新しする作業を行っているようです。

Apple signing certificate update

This app has been updated by Apple to use the latest Apple signing certificate.

リリースノートより

　アップデートされているのはここ2,3年の間にアップデートされていないアプリで、古い署名証明書は既に期限切れになっているわけではないため、現在のところアプリをアップデートしなくても起動できますが、証明書の期限切れに関しては以前にも開発者証明書やパッケージ証明書の期限切れにより、いきなりアプリが起動しなくなる/アプリのインストールができない/macOSがアップデートできないといった問題が発生していたため、Appleは事前に対応しているようです。

今回のアップデートがいつから始まり、証明書の期限がいつ切れるかは不明ですが、Redditの報告によると、07月上旬には既にアップデートが始まっていたようで、今回のアップデートは開発者によるものではないため、アプリ自体(機能)のアップデートは含まれていません。

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