Appleが一部の13インチMacBook Pro Touch Bar非搭載モデルのSSDにデータ消失や故障の問題があるとして「13インチMacBook Pro(Touch Bar 非搭載)ソリッドステートドライブ修理プログラム」を発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年11月09日、13インチMacBook Pro (Touch Bar非搭載)モデルの一部の128GBまたは256GB SSDに、データの消失やドライブの故障を引き起こす可能性が判明したとして、対象のドライブを無償で修理する「13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) ソリッドステートドライブ修理プログラム」を新たに開始したと発表しています。
13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) に搭載されている一部の 128 GB または 256 GB ソリッドステートドライブ (SSD) に、データの消失やドライブの故障を引き起こす可能性のある不具合があることが判明しました。この問題が確認されているのは、2017 年 6 月から 2018 年 6 月までの間に販売された 13 インチ MacBook Pro に搭載されているドライブです。
Apple や Apple 正規サービスプロバイダ (AASP) では、対象となるドライブを無償で修理させていただきます。本プログラムの対象となるお客様は、できるだけ早くドライブを修理されますようお勧めいたします。
なお、Apple に製品登録をされているお客様には、Apple から本プログラムをお知らせするメールをお送りいたします。13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) ソリッドステートドライブ修理プログラム – Apple
この問題の対象となるMacBook Pro (Touch Bar非搭載)モデルは2017年06月から2018年06月までに発売された“MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)”で、Appleに製品登録しているユーザーに対しては既にメールでの案内を送っているそうですが、それ以外のユーザーに対してはシリアル番号で対象モデルかを確認できるサービスがサポートページに用意されています。
まず、お使いの 13 インチ MacBook Pro のモデルをお確かめください。画面の左上隅にある Apple メニュー () から「この Mac について」を選択し、”MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)” というモデル名が表示されているかご確認ください。このモデル名が表示されている場合は、そのコンピュータのシリアル番号を下のボックスに入力して、本プログラムの対象となるかどうかご確認ください。
13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) ソリッドステートドライブ修理プログラム – Apple
修理手続き
このプログラムの対象となるMacBook Pro (Touch Bar非搭載)モデルは、以下の3つの方法(Apple正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店、Apple サポートへの配送修理)で修理手続きができますが、修理開始前にはユーザーのMacBook Proがプログラムの対象かどうか、また、ドライブ以外は正常に動作するかの実機検証が行われるそうです。
- Apple 正規サービスプロバイダ:近くの正規サービスプロバイダを探す。
- Apple Store 直営店:予約して直接持っていく。
- Apple サポート:Appleに問い合わ後、サポート担当者がAppleリペアセンターへ配送修理手配。
また、この修理プログラムはSSDの修理のため、SSD内の情報は消去されるので、Appleは修理に出す前にかならずTime Machineでバックアップを作成することを求めています。
修理手続き
修理に先立って Apple にて実機検査を行い、お客様の 13 インチ MacBook Pro が本プログラムの対象かどうか、ドライブ以外は正常に機能しているかどうかを検証させていただきますので、あらかじめご了承ください。
- 技術者がユーティリティを使ってお客様のドライブのファームウェアをアップデートします。この作業は 1 時間程度で終わります。
- 修理済みの 13 インチ MacBook Pro を、macOS が再インストールされた状態でお客様にお返しいたします。
- 修理完了後、お客様ご自身でバックアップからデータを復元していただく必要があります。
Appleによる追加情報
- この全世界共通のプログラムは 13 インチ MacBook Pro の通常の製品保証期間を延長するものではありません。
- 本プログラムの対象になると思われる 13 インチ MacBook Pro をすでに有償で修理された方は、返金についてこちらからお問い合わせください。
- 本プログラムは、対象となる 13 インチ MacBook Pro に対し、その最初の小売販売日から 3 年間適用されます。
おまけ
また、Appleは2018年に入り、MacBook Early 2015およびMacBook Pro 2016モデル以降の一部のキーボード問題を無償で修理する「キーボード修理プログラム」やMacBook Pro (非Touch Bar)のバッテリーついて「13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム」なども発表しているので、対象の方は同時にチェックしてもらうのもいいかもしれません。
2018年に発表されたリペアプログラム
- 2018年11月09日 New
▶ 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) ソリッドステートドライブ修理プログラム - 2018年11月09日 New
▶ タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム - 2018年08月31日
▶ iPhone 8 ロジックボード交換プログラム - 2018年06月22日
▶ MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム - 2018年04月20日
▶ 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム - 2018年02月02日
▶ 「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム *2018年03月末までに連絡済。
コメント
購入後2ヶ月くらいで修理した。
不具合だったのか・・・。
これ欠陥機種だよなあ
ハードウェアの不具合が多すぎる
なんで数年ぶりに刷新したMacBookより後発なのにこんな不具合だらけなんだろうな
ファンもあれば筐体もエアフロー的にはMacBookよりはマシなのに排熱不良
TouchBarはキー操作上級者からは総スカン食らっておまけに突然死する不具合持ち
バタフライキーボードは今年やっと改修したかと思えば逆にゴミ入ったら取れなくなって更に繊細になるというクソ仕様
MBPは1から設計し直してさっさとフルモデルチェンジしろ
使えばわかる不具合なんでしょうけど、だとするとApple幹部のPCはじつはWindowsなのかもね…。じゃなかったらこんな不具合出るのがおかしいし。