AppleがMacBook Early 2015およびMacBook Pro 2016モデル以降の一部のキーボードに問題が確認されたとして「MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム」を開始したと発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年06月22日、2015年モデル以降のMacBook、および2016年モデル以降のMacBook Proのごく一部のキーボード(同モデルは第1/第2世代バタフライ構造を採用)に、キーボードを利用すると文字が勝手に反復入力される、または文字が入力されない、押したキーのスムーズな跳ね返りや反応がない問題が確認されたとしてキーボードを無償で交換する「キーボード修理プログラム」を開始すると発表しています。
特定の MacBook および MacBook Pro モデルのごく一部のキーボードに、以下の症状 (の 1 つまたは複数) が現れる場合があることが判明しました。
- 文字が勝手に反復入力される
- 文字が表示されない
- 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない
Apple または Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる MacBook および MacBook Pro のキーボードを無償で修理させていただきます。修理内容はキーボードの検査後に決まります。1 つまたは複数のキーの交換や、キーボード全体の交換が必要になる場合もあります。
Keyboard Service Program for MacBook and MacBook Pro – Apple Support
MacBook/Proのキーボードに関しては発売後に複数のユーザーがキー音の違いや入力に関して各キーに差があるとして不具合を報告しており、MacBook Proに関しては2017年モデルでキーが改善されたという報告が出ており、最近では集団訴訟にまで発展していました。
対象モデル
対象となるのは12インチ MacBookがEarly 2015以降、MacBook ProがThunderbolt 3が採用され始めた2016年以降のモデルからで、対象のMacBook/MacBook Proに対してはAppleまたはApple正規サービスプロバイダが症状を検査後に、症状が確認されれば無償でキーボードを交換修理してくれるそうで、
修理は1つまたは複数のキーの交換やキーボード全体の交換が必要になる場合もあり、修理時間は修理内容や交換部品の在庫状況によって異なるそうなので、この問題に合われている方は以下のサポートページと修理手続きをチェックしてみて下さい。
対象モデル一覧
対象モデルに当たるかどうかを調べたい場合は、メニューバー左端にあるAppleアイコンから[このMacについて]を選択し、そこに表示されているMacのモデルを以下のリストと比較すれば判定できます。
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)
- MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15-inch, 2016)
- MacBook Pro (15-inch, 2017)
修理手続き
修理手続きは以下3つの手続き(Apple StoreかApple正規サービスプロバイダ、Appleリペアセンターへの配送修理)が選択できますが、上記の通り修理開始前には実機検査が行われ、ユーザーのMacBook/MacBook Proがキーボード修理プログラムの適用対象かが検証されるそうです。
- Apple正規サービスプロバイダ：お近くの正規サービスプロバイダをお探しください。
- Apple Store直営店： あらかじめこちらからご予約ください。
- 配送修理：こちらからApple リペアセンターへの配送手配をしてください。
Appleによる追加情報
- この世界共通の Apple プログラムは、MacBook や MacBook Pro の通常の製品保証期間を延長するものではありません。
- 本プログラムの対象になると思われる MackBook や MacBook Pro のキーボードをすでに有償で交換された方は、返金についてこちらからお問い合わせください。
- 本プログラムは、対象となる MacBook および MacBook Pro に対し、その最初の小売販売日から 4 年間適用されます。
追記
また、Appleは一部のMacBook Pro (13インチ, Touch Bar非搭載モデル)において、コンポーネントの故障により内蔵バッテリーが膨張する可能性があるとして、同モデルのバッテリーを無償で交換する「13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム」も行っているので、MacBook Pro 13インチ(Touch Bar非搭載モデル)をお持ちの方はこの機会に一緒にチェックしてみてください。
- MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム – Apple サポート
- 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム – Apple サポート
コメント
新型にはこの問題を改善したキーボードが搭載されるのかな？？？
初代12インチMacBookユーザーとしては3年間何してたのかとと問い詰めたい
もう静電容量方式でも採用してくれんかね
Mac買う理由なんてもう開発しかないからできればこんな貧弱なもの買いたくない。
ソフトだけじゃなくてハードの不具合も増えてて残念
やっとか
今週修理に出したら無償にしてくれたわけだ
こんな大々的リコールあったら新モデルが出なかったのも納得
今日トップケース交換してもらったけど、これはなんか対策されてるんだろか
対象モデル確認するページのURL記載しといてよ
ときどきトラックパッドが押されたままの状態になる
指を離しても一瞬クリック状態が続く感じ
これは対象外なのか
俺のMBP2017は買って一ヶ月くらいでキーが効かなくなって修理してもらったな。
保証期間内だったんで無料だったけどね。
キータッチ自体は今の方が好きだよ。
2016Proの15インチのスピーカーが壊れて交換してもらったけど、キーボードとバッテリーも新しくなって帰ってきた。ユニット部品になってて、周りも巻き込んでの交換とのこと。
アップルケアで0円だったけどtouch bar付きなのか、修理費は64000円だった。(ちなみにキーボードだけ2017仕様になった)
キーボードの一部の交換なんてほんとにやってくれるんだろうか？
必ずしも全とっかえじゃないってところがミソだね
要は同じ部品を取り替えてるだけで何も解決していないということ
これ不具合なかったら新型キーボードには変えてくれないんだろうか、
症状出てなくても出した方がいいの？
症状を確認できませんでしたで終わりだよ。
壊れるまでお楽しみにってこと
4年期間あるあし症状が出てから交換して貰えばいいよ
2017モデルと同じトップケースになるだけだからまた同じ症状出る
製造から4年だとするとモデルによっては来年期限じゃん。
にしても、このキートップバラすとよくわかるけどMacBook AirやポリカMacBook時代から何も進歩してないよな
ゴミは入るし、より薄型化した事でそのゴミの影響を余計に受けるようになってるから陥没したりチャタりが起きる。
2015モデルのKキートップが逝ったと思ってバラしたらほんの微かなチリで押し込みがおかしくなってて閉口したわ。
爪もわざとか毎度貧弱だし、こんなプログラムで損失出してるなら初めから頑丈にしとけと。
開けて掃除も出来ないんだから、少なくともちょっとのホコリで壊れないようにしてほしい
これに出したら、不調のキーのみでなくすべてのキーと周りの金属部分が交換されて帰ってきた。
お得！