Appleが一部のiPhone Xのタッチ操作に問題があるとして「タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム」を発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年11月09日、一部のiPhone Xにおいて、ディスプレイモジュールのコンポーネントが故障し、iPhone Xのディスプレイのタッチ操作が反応しない、またはタッチしていないのにディスプレイが反応する場合があるとして、同モデルのディスプレイモジュールを無償で交換する「タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム」を新たに開始したと発表しています。
iPhone X ディスプレイモジュールのコンポーネントに故障可能性があり、それによって一部の iPhone X のディスプレイにタッチに関する問題が起きる場合があることが判明しました。対象となるデバイスには以下のような症状が見られることがあります。
- ディスプレイ (またはディスプレイの一部) がタッチにまったく反応しないか、反応したり反応しなかったりする。
- タッチしていないのにディスプレイが反応する。
Apple または Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となるデバイスのディスプレイモジュールを無償で交換させていただきます。
タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム – Apple サポート
修理手続き
このプログラムの対象となるのはiPhone Xのみで、修理手続きは以下の3つの手続き(Apple正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店、Apple サポートへの配送修理)が選択できますが、修理開始前には実機検査が行われ、ユーザーのiPhone Xが修理プログラムの適用対象かが検証されるそうです。
- Apple 正規サービスプロバイダ:近くの正規サービスプロバイダを探す。
- Apple Store 直営店:予約して直接持っていく。
- Apple サポート:Appleに問い合わ後、サポート担当者がAppleリペアセンターへ配送修理手配。
Appleによる追加情報
- 修理を受けられるのは製品の最初のご購入国/地域のみとさせていただく場合があります。
- 本プログラムは iPhone X の通常の製品保証期間を延長するものではありません。
- 本プログラムの対象になると思われる iPhone X をすでに有償で修理された方は、返金についてこちらからお問い合わせください。
- 本プログラムは、対象となる iPhone X に対し、その最初の小売販売日から 3 年間適用されます。
おまけ
また、Appleは2018年に入り、MacBook Early 2015およびMacBook Pro 2016モデル以降の一部のキーボード問題を無償で修理する「キーボード修理プログラム」やMacBook Pro (非Touch Bar)のバッテリーついて「13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム」なども発表しているので、対象の方は同時にチェックしてもらうのもいいかもしれません。
2018年に発表されたリペアプログラム
- 2018年11月09日 New
▶ 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) ソリッドステートドライブ修理プログラム - 2018年11月09日 New
▶ タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム - 2018年08月31日
▶ iPhone 8 ロジックボード交換プログラム - 2018年06月22日
▶ MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム - 2018年04月20日
▶ 13 インチ MacBook Pro (Touch Bar 非搭載) バッテリー交換プログラム - 2018年02月02日
▶ 「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム *2018年03月末までに連絡済。
- タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム – Apple サポート
コメント
私のiPhone Xは今の所起きてないけど、最近リペアプログラム多くね。
まあ無償修理認定がされやすくなってるとも見れるけど。
記事途中の引用部分の文章の最後が
iPhone 8 ロジックボード交換プログラム – Apple サポート
となっていますよ
ご指摘ありがとうございます。
先程修正したので、朝には更新されていると思います。
iPhone 8 ロジックボード交換プログラム → タッチの問題に対する iPhone X ディスプレイモジュール交換プログラム