Bionic ReadingモードやFeedbin/FeedlyサービスをサポートしたRSSリーダーアプリ「Reeder v4 for Mac/iOS」がリリースされています。詳細は以下から。
RSSリーダーアプリ「Reeder」シリーズを開発しているスイスのSilvio Rizziさんは現地時間2019年04月25日、2015年以来のメジャーアップデートとなる「Reeder v4 for Mac/iOS」を正式にリリースしたと発表しています。
A news reader for the Mac with support for various sync services.
Reeder 4 adds new features like…
- The new Bionic Reading mode
- An in-app Read Later service which syncs with iCloud
- Image previews in the articles list (finally)
- An image viewer
リリースノートより
Reeder v4
Reeder v4では新たにスイスのタイポグラファーRenato Casuttさんが考案しているテキストの表現手法「Bionic Reading」モードがサポートされています、Bionic Readingはテキスト(単語)先頭の文字をハイライトすることで、読者が脳内で単語を補完し素早く文章を理解できるというもので、[Preference]の[Bionic Reading]からハイライトする文字数などを設定でき、ツールバーの[BR]から機能を有効にできるほか、
後で読みたい記事をiCloudサービスを利用してAppleデバイス間で同期することが可能になり、アプリの起動時の同期や同期間隔を[Preference]から設定することが出来ます。
また、Reeder v4では記事リストでのイメージプレビュー(いわゆるサムネイル)や、新しいイメージビュアー、レイアウト、テーマ、カスタムショートカットキーが追加されたほか、既にサービスを終了したGoogle Reader/Fever APIをセルフホスティングしているユーザー向けに、これらのAPIの読み込みにも対応しており、
Silvio RizziさんによるとMacとiOSアプリのコードベースが共通化したため、今後AppleがMac/iPadアプリの開発を統合しても新機能の追加などを容易に行えるようになっているそうです。
The iOS and the macOS versions now share the same code base.
This makes it much easier for me to maintain and add new features.
Sorry it took me so long, I hope it was worth the wait.— Reeder (@reederapp) 2019年4月25日
システム要件
Reeder v4 for Mac/iOSでは新しいイメージビュアー採用に伴い、TweetDeck同様古いWebViewに代わりWKWebViewが導入されたため、システム要件が最新のmacOS Mojave/iOS 12以上となっているので、購入を検討されている方は注意してください。
Reeder v3 | Reeder v4 | |
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プラットフォーム | Mac | |
アイコン | ||
システム要件 | OS X 10.11 El Capitan 以降 |
macOS 10.14 Mojave 以降 |
価格 | 1,200円 (9.99ドル) |
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プラットフォーム | iOS | |
アイコン | ||
システム要件 | iOS 9 以降 |
iOS 12 以降 |
価格 | 600円 (4.99ドル) |
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同期サービス |
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- Reeder 4 for iOS – App Store
- Reeder 4 for Mac – Mac App Store
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