iPad Pro(第3世代)はUSB-Cハブを利用してHDMIやEthernet、カードリーダー、VGA出力は可能なものの、これまで同様ストレージは認識しないそうです。詳細は以下から。
本日、先週発表されたiPad Pro (第3世代)のメディアレビューが解禁され、The VergeやCNETなどがファーストレビューを公開していますが、The Vergeのレポートによると、iPad Pro (第3世代)で新たに採用されたデータ通信/充電用のUSB-CポートはiOS側で一定の制限をかけているようです。
With one huge exception, most normal stuff you’d plug into a USB-C port works without fuss, and a bunch of other things work if you have an app that supports it. I tried a handful of USB-C hubs with an assortment of USB-A, HDMI, card readers, and Ethernet ports, and everything worked as intended. An extremely corporate Dell USB-C hub even let me plug an external display into the iPad over VGA, which was truly a vision of the future.
Apple iPad Pro review 2018: the fastest iPad is still an iPad – The Verge
利用可能/不可能なUSB-Cデバイス
The VergeのチーフエディタNilay Patelさんによると、レビュー用に配布されたiPad Pro 12.9インチの最上位モデルに様々なUSB-Cデバイスを接続したところ既に発表されていたとおり、USB-C接続で最大5Kのディスプレイ表示が可能で、USB-Cハブを利用すればHDMIやVGA出力もでき、Ethernet、カードリーダー、キーボード、イヤホン、マイクなどのUSBデバイスも認識し動作したそうですが、
USB-Cストレージは認識するものの“Cannot read the connected storage media”という表示がされて、iOSのフォルダアプリで認識することができなかったそうで、HPのプリンターやNative InstrumentsのMaschine mk3などのデバイスも認識しなかったとレビューしています。
AppleはこれまでLightning to USB Type-Aアダプタを利用したキーボード(マウスはNG)やEthernet接続を(iOS 9.3以上で)許可しているため、今後iOSのアップデートでストレージも利用可能になるかもしれませんが、現在のところ専用デバイス&アプリ以外でiPad Pro (第3世代)にストレージを接続することはできないようです。
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モバイルディスプレイとして使えるといいのに