Apple、iPad Pro (M4)に搭載したタンデムOLEDテクノロジー採用の「Ultra Retina XDRディスプレイ」についての情報を公開。スクロール中のぼやけや、長期間使用時は焼き付きが発生する可能性もあるので注意を。

iPad Pro
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 AppleがiPad Pro (M4)に搭載したタンデムOLEDテクノロジー採用の「Ultra Retina XDRディスプレイ」についての情報を公開しています。詳細は以下から。

iPad Pro M4

 Appleは日本時間2024年05月15日より、M4チップとタンデムOLEDテクノロジーを採用したUltra Retina XDRディスプレイを搭載し、Apple史上最も薄いiPad Pro (M4)の販売を開始しましたが、

iPad Pro (M4)

Appleはこれに合わせて、iPad Pro (M4)で初めて採用した2枚のOLEDパネルで構成されるタンデムOLEDテクノロジーによりフルスクリーン輝度が1,000ニト、コントラスト比2,000,000:1、ハイダイナミックレンジ(HDR)に対応する「Ultra Retina XDRディスプレイ」に関するサポートドキュメントを公開しています。

Ultra Retina XDR

Ultra Retina XDRディスプレイ

 Appleが公開したサポートドキュメントによると、iPad Pro (M4)のUltra Retina XDRディスプレイは上記の通り高輝度と、暗い領域と明るい領域をより鮮明に表示するHDRにより、より写真や動画を鮮明に表示できるようになっていますが、

タンデムOLEDテクノロジーのUltra Retina XDRディスプレイ

2層の有機発光ダイオード(OLED)を利用したタンデムOLEDテクノロジーは、ディスプレイを斜めから見ると、色や色相がわずかに変化し、黒い背面でディスプレイ輝度を下げるとスクロール中に”ぼやけ(slight blur)”や色の変化に気づくかもしれませんが、これはOLEDの特徴で正常な動作となっているそうです。

タンデムOLEDテクノロジー

If you look at an OLED display at an angle, you might notice slight shifts in color and hue. At reduced display brightness levels against black backgrounds, you might notice a slight blur or color change while scrolling. These are characteristics of OLED and are normal behavior.

About the Ultra Retina XDR display on iPad Pro (M4) – Apple Support

 また、OLEDディスプレイを長時間使用すると視覚的にわずかな変化が見られる場合もあるそうですが、これも予期される動作で、これには新しい画像が画面に表示された後に画像が維持される(image persistence)や焼き付き(burn-in)も含まれていますが、これは一時的なもので、通常は数分後に消え、焼き付きは同じ高コントラストの画像を高輝度で長時間表示した場合など、極端な場合に発生することがあるそうです。

タンデムOLEDテクノロジー

iPhoneでは既にiPhone X以降でOELDディスプレイが一般となっており、AppleはiPhone Xを発売した際にも同様のサポートドキュメントを公開しています。

 AppleはUltra Retina XDRディスプレイを採用するにあたり、OLEDの焼き付きの影響を軽減するため、個々のピクセルの使用状況を監視してディスプレイの調整データを生成する特別なアルゴリズムや、そのデータを利用し各ピクセルの輝度レベルを自動的に調製する機能を導入して焼き付きによる視覚的効果を軽減する技術を取り入れたそうですが、

Get the most out of the Ultra Retina XDR display

それでもOLEDやLEDを含む全てのディスプレイは時間とともに劣化し、輝度レベルが低下する可能性があるとして、Ultra Retina XDRディスプレイを最大限に活用できるよう以下の方法を公開しています。

Ultra Retina XDRディスプレイを最大限に活用する

Ultra Retina XDRディスプレイを最大限に活用する

  • iPad Proを最新バージョンのiPadOSにアップデートしておく。
    ▶設定アプリの[設定] → [一般] → [ソフトウェアアップデート]で、アップデートを確認。最新のiPadOSではiPad Proの長期使用の影響を最小限に抑え、Ultra Retina XDRディスプレイの表示寿命を延ばすよう設計されています。
  • 明るさの自動調節機能を使用して、その場所の環境光に基づいてディスプレイの明るさを自動調製する。
    ▶設定アプリの[設定] → [アクセシビリティ] → [画面表示とテキストサイズ]に移動し、下にある[自動明るさ]をオンにする。(デフォルトでオンになっています。)
  • iPad Proを使用していないときにディスプレイがオフになるようにする。
    ▶時間が短いほどディスプレイにいいので。この設定を調整するには設定アプリの[設定] → [ディスプレイと明るさ] → [自動ロック]で行います。
  • 静止画像を最大輝度で長時間表示することは避ける。
    ▶iPadを使用していないときにディスプレイを常時ONにするアプリがある場合は、コントロールセンターを使用して一時的に輝度レベルを下げる。

おまけ

 なお、iMoreによると、iPad Pro (M4)のOLEDディスプレイでHDRの映像を見ると、青色のハイライトが白飛びしたり、光って見える問題があり、Appleはこれを認識し、ソフトウェアアップデートで修正すると認めているそうなので、気になる方はApple Storeや家電量販店で実際にタンデムOLEDのUltra Retina XDRディスプレイをチェックしてみてください。

iPad Pro M4 OLED issue

We’ve encountered a replicable issue during our time with the 13-inch M4 iPad Pro that causes a strange presentation glitch when watching some HDR content.In a relatively specific set of circumstances, HDR highlights are blown out on certain blue shades including navy and indigo to a point that they almost appear white on screen.

Exclusive: iPad Pro OLED display has a weird HDR highlights bug Apple is trying to squash – iMore

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