Twitterの新APIに対応し、タイムラインのストリーミング表示やプッシュ通知機能が失われた「Tweetbot for iOS v4.9」がリリース。詳細は以下から。
Mac/iOSデバイス用Twitterクライアント「Tweetbot」シリーズを開発しているTapbotsは現地時間2018年08月15日、iOS用Twitterクライアント「Tweetbot for Twitter」をv4.9へアップデートし、Twitterが米国時間2018年08月16日から開始する新API“Account Activity API (以下、AAA)”に対応したと発表しています。
On August 16th Twitter will disable parts of their public interface that we use in Tweetbot. Because Twitter has chosen not to provide alternatives to these interfaces we have been forced to disable or degrade certain features. We’re sorry about this, but unfortunately this is totally out of our control.
- Timeline streaming on WiFi is now disabled. Your timelines will now refresh automatically every 1-2 minutes instead.
- Push notifications for Mentions and Direct Messages will now be delayed by a few minutes.
- Push notifications for Likes, Retweets, Follows and Quotes have been disabled. We’ll be investigating bring some of these back in the future.
- Activity and Stats tabs have been removed.
- Watch app, which depended heavily on Activity data, has been removed.
リリースノートより
ストリーミング表示の廃止
AAAに対応したTweetbot v4.8 for iOSでは、タイムラインのリアルタイム性が失われ、Wi-Fi接続時でも「ストリーミング・タイムライン」が出来なくなっており、設定画面からもストリーミングのオプションが消えていますが、その代りに1~2分間隔での自動更新機能が実装されています。
プッシュ通知の削除
また、AAA対応によりプッシュ通知機能も削除されており、メンションとダイレクトメッセージのプッシュ通知は数分遅れて通知されるものの、いいねやリツイート、フォロー、引用のプッシュ通知は無効化されています。
Tapbotsは将来的にこの機能が利用できるようになる可能性についても言及していますが、それまでは公式のTwitter for iOSアプリを利用してプッシュ通知を受け取るしかないようです。
その他
その他、Tweetbot for iOS v4.9ではTwitter向けサービス「Favstar」の終了により、[Favstar]で見る表示の削除に加え、Activityに大きく依存するApple Watchアプリも廃止されており、
フォロー数の増加やリツイート数をグラフ化して表示してくれる[Activity and Stats]機能も利用できない状態になり実質的なダウングレードとなっていますが、米国時間2018年08月16日(日本時間では17日)以降もTwitterを利用したい場合はアップデートするしかないので、ユーザーの方はチェックしてみてください。
- Tweetbot for iOS – Tapbots
- Tweetbot 4 for Twitter – App Store
コメント