Macのキーボード入力を全て無効にしてくれるキーボード掃除用ユーティリティ「KeyboardCleanTool」がTouch Barをサポートして再リリースされています。詳細は以下から。
Appleは2015年に発売したMacBookシリーズで新たにバタフライ構造のキーボードを採用し、2016年からはMacBook Proにも第2世代バタフライ構造のキーボードを採用していますが、これらのキーボードは「スペースキーが効かない」や「特定の文字が入力できない」といった問題が報告[1, 2]され、
AppleはMacBook Pro 2017年モデルでキーボードの刻印に加え、キーボード内部の構造もアップデートしたようですが、同時にMacBookのキーボードやTouch Barを掃除する手順をまとめたサポートドキュメント[1, 2]も公開しています。
KeyboardCleanTool
これらの手順に従いキーボードを掃除する際はMacBookの誤入力を防ぐため、電源をOFFにしなければいけませんが、電源をONのままキーボードの入力を全て無効にしてキーボードを掃除できるようにしてくれるユーティリティアプリ「KeyboardCleanTool」をBetter Touch Toolを開発しているAndreasさんが公開しています。
Just found my old KeyboardCleanTool code and updated it to also block any TouchBar input when cleaning mode is active: https://t.co/O03jT40e4F pic.twitter.com/TZWylqJFIC
— Andreas Hegenberg (@boastr_net) 2018年2月21日
KeyboardCleanToolの使い方はアプリを起動してシステム設定の[セキュリティとプライバシー]パネルからアクセシビリティ → [KeyboardCleanTool]にコンピュータの制御を許可してやり、アプリに表示されている[Click to start clieanig mode/lock the keybard!]をクリックするだけでTouch Barを含めキーボード入力が全て無効になり、マウス/トラックパッド操作だけが利用できるようになります。
キーボードの掃除が終わったら、マウス/トラックパッドを操作して、再度同じボタンをクリックすればキーボード操作が復帰するので、キーボードの掃除を行いたい方は上記のツイートからダウンロードしてみて下さい。
おまけ
Marco Armentさんによると昨年末辺りから、バタフライ構造を採用したMacBookではキートップの刻印が禿げてキー内部が透けて見えてきていると一部のユーザーが報告しているようです。
I like using the new keyboard, but the wear is ridiculous. I’m very careful and protective with my laptop, but this is what I have after 1.5 years. pic.twitter.com/CzsOYlcGVA
— Ash Doyle (@ashkendo) 2017年11月27日
This happened about 1 year after I bought the 2015 MacBook. Believe it or not, same thing happened to the late 2012 MacBook Air I owned before that after only 8 months, along with the A key. Maybe not just a new keyboard problem? pic.twitter.com/ZpJonRcXYA
— George Mandis (@georgeMandis) 2017年11月27日
コメント
私の持ってる2012のキーボードも去年どころじゃないけれど剥げてきたな。
確かに同じくらい使ってる2009より弱い気がする。
たまに電源落とさず掃除機で掃除するから使えるわ。
でもPowerキーは効いちゃうのね。