アンチウィルスアプリ「Avast/AVG for Mac」がSwiftライブラリをマイニングマルウェアと誤認識し、Xcodeや1Passwordなどが起動しなくなる不具合が発生中。

Avastの不具合 アプリ
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 アンチウィルスアプリ「Avast」および「AVG」のMac版がSwiftライブラリ(libswiftDispatch.dylib)を仮想通貨のマイニングマルウェアと誤認識し、Xcodeや1Passwordアプリが起動しなくなる不具合が発生しているそうです。詳細は以下から。

Bitcoinのアイコン

 複数の開発者や1Passwordシリーズを開発しているカナダAgilebitsのサポートフォーラムなどによると、現地時間2018年02月21日ごろからAvastおよびAvastに買収されたAVGのアンチウィルスアプリがAppleが提供しているSwiftのダイナミックライブラリ「libswiftDispatch.dylib」をBitcoinのマイニングマルウェアと誤認識してしまう不具合が発生しているそうです。

Mac running MacOS 10.12.6, with version 6.8.6 of 1Password. I’ve been running 1Password for years without issue. AVG Anti-virus quarantined two files today. Both were instances of libswiftDispatch.dylib from the Applications/1Password.app. AVG says they are MacOS:BitCoinMiner-AS[Trj].

AVG quarantined 1Password libswiftDispatch.dylib — AgileBits Support Forum

解決策

 Avast/AVGは誤認識したSwiftライブラリを「MacOS:BitCoinMiner-AS[Trj]」として隔離するようで、これにより同ライブラリを利用したXcodeや1Password、SuperDuper、Skype、MalwarebytesアプリやAppleのマルウェア除去ツイール「MRT」などが起動しなくなる不具合が発生しており、

Avastの不具合

問題を修正するためにはAvast/AVGアプリを無効にし、隔離されたファイルを復元する手順が必要のようで、Avastのサポートフォーラムにも不具合書き込みが寄せられているので、同様の問題に遭われている方はチェックしてみて下さい。

コメント

  1. 匿名 より:

    起動しなくなる系の誤検出に定評のあるAvastさん、AVGももう実質同質のものなんだから廃止するか必要なものだけ移植すればいいのに、手間かかって余計に品質悪くしてるだけだわ。

  2. 匿名 より:

    ついにAvastの誤爆祭りがmacの世界にも・・・(ゴクリ)

  3. 匿名 より:

    Gatekeeperで充分なのになんでこんな物入れのか

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