ASUSが外部電源アダプターを採用し省スペースでWindows/macOSをサポートしたThunderbolt 3対応eGPU Dock「XG Station Pro」を発表しています。詳細は以下から。
台湾ASUSは現地時間2018年01月08日、CES 2018に合わせてThunderbolt 3接続で同社のラップトップPCなどに接続できるeGPU拡張ボックス「XG Station Pro」を新たに発売すると発表していましたが、このXG Station ProはmacOSをサポートするそうです。
With XG Station Pro it’s easy to upgrade your Thunderbolt 3-equipped computer’s GPU, saving the cost and inconvenience of having to purchase a whole new system. Modern Windows systems are compatible with NVIDIA® GTX™ and AMD® Vega cards, while macOS systems will work with AMD Vega and other cards*.
XG-STATION-PRO | Graphics Cards Accessory – ASUS Global
XG Station Proの特徴は電源にSFXなどの標準規格の電源は採用せず、独自の330W外部電源アダプターを採用することでGPUと電源の熱源を切り離し効率よくGPUを冷却できる他、37.5 x 10.7 x 20.5 cmというコンパクトなエンクロージャーデザインになった点で、ASUSが販売しているROG GamingやZenBook、IntelのNUC Kit、Thunderbolt 3を採用したMacBook Proなどとの互換性があるそうです。
ただし、XG Station ProがmacOSでサポートするeGPUはAppleがmacOSでサポートするAMD系のGPUで、330Wという電源容量のためeGFX Breakaway Puck Radeon RX 570の220W電源アダプター同様にエンクロージャーと同サイズの電源アダプターになっていると思われます。
XG Station Proは現在のところGlobalサイトでのみのアナウンスで価格は公開されていませんが、アメリカやカナダで2018Q1中の発売を予定しているそうです。
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