Blackmagic DesignがMacのCPU/GPUを利用したRAWビデオ再生性能をテストできるツール「Blackmagic RAW Speed Test」をリリースしています。詳細は以下から。
オーストラリアの映像機器メーカーBlackmagic Designは現地時間2019年08月08日、新しいDaVinci Resolve v16.1 Betaと共にMacに搭載されているCPU/GPUでどの程度のRAWビデオが再生できるかを評価するツール「Blackmagic RAW Speed Test」を新たに公開したと発表しています。
Blackmagic RAW Speed Testは、コンピューターで負荷テストを行います。これにより、コン ピューターがBlackmagic RAWビデオを再生できる能力を診断し、コンピューターの性能の 現実的な指数を示します。また、コンピューターが扱えるBlackmagic RAWのストリームの数 を判断する上でも役立ちます。Blackmagic RAWは効率的で近代的なコーデックであり、コンピューターのCPUおよびGPU の能力をフルに使用できるように設計されているため、このテストでGPUアクセラレーション の利点を確認できます。Blackmagic eGPUまたはBlackmagic eGPU Proをコンピューター に追加することで、高解像度、高フレームレートでのリアルタイム再生を行いやすくなります。
Blackmagic RAW Speed Testのマニュアルより
Blackmagic RAW Speed Testは同社が公開しているストレージ評価ツール「Disk Speed Test」と同じUIですが、測定できる性能はMacに搭載されているCPU/GPUでのBlackmagic RAWフレームのデコード速度で、結果はそのMacが1秒間にデコード可能なフレーム数(fps)とサポートできる解像度リストで表示されます。
CPUはマルチコアに、GPUはiGPU/dGPUだけでなはくAppleと共同開発したBlackmagic eGPU/eGPU ProなどのeGPUを検出/利用したベンチマークを行うことが可能で、アプリはMac App Storeでも公開されるそうですが現在のところ公開されていないので、CPU/GPU評価をしてみたい方は下記の[Support Center]リンクから → [Latest Downloads] → [Blackmagic RAW Speed Test 1.4]で探してみてください。
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