ビデオ会議サービスZoomの会議室向けクライアント「Zoom Rooms」のMac版が、最高のシステムパフォーマンスを得るためとして毎週のシステム再起動機能などを求めてくると話題に。

Zoom
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 ビデオ会議サービスZoomの会議室向けアプリ「Zoom Rooms」のMac版クライアントが、最高のシステムパフォーマンスを得るためとして毎週のシステム再起動機能などを求めてくると話題になっています。詳細は以下から。

Zoom Rooms

 以前、Mac版「Zoom Meeting」のインストーラーにユーザーの承認なしにアプリをインストールする問題が確認され、その後、権限昇格の脆弱性などが確認されたビデオ会議サービス「Zoom」ですが、今度は、そのZoomの会議室向けクライアント「Zoom Rooms」のMac用インストーラーが、最高のシステムパフォーマンスを得るためとして、毎週、システムを再起動させる機能を有効にするようユーザーに求めてくるとして話題になっています。

Rogue Amoeba社のソフトウェアは、ユーザーにこのような要求をしないそうです。

 Macの仮想オーディオ・ユーティリティ「Loopback」や「Audio Hijack」などを開発&販売する米Rogue Amoeba Software, Inc.によると、現在のZoom RoomsのMac用クライアントは、インストール時にMacの自動ログイン機能が無効になっていると、システム環境設定から自動ログイン機能を有効にさせて、毎週の再起動機能の使用を勧めてくるそうで、

Zoom Roomsビデオ会議室ソリューション for Mac

確認したところ、Zoom Roomsの現在のインストーラー(v5.4.0 (3164.1204))は毎週の再起動機能のほかに、停電後の自動起動機能の有効化、アプリのアップデートの自動インストール無効化、MacOSアップデートの無効化、スクリーンセーバーおよび省エネモードの無効化を行い、

Zoom Roomsが変更するシステム設定

アプリケーションのプロセス管理、Zoom Roomsアプリケーションの更新、システム再起動、システムオーディオサービスのメンテナンスのためにバックグラウンドサービスをルートレベルでインストールしようとするので、会議室などにZoom RoomsをインストールしたMacを設置してある会社や組織のシステム管理者の方は、対象のMacの確認をした方がよさそうです。

おまけ

 ちなみに、iPad版のZOOM Cloud MeetingsはApple Best of 2020アプリを受賞しています。

Apple Best of 2020 Mac, iPhone, iPadアプリ

Apple Best of 2020 Mac, iPhone, iPadアプリ

コメント

  1. 匿名 より:

    えぇ・・・前にもそんな問題なかったっけ・・・

  2. 匿名 より:

    中国共産党が監視してるって言うのに…

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