ParallelsがIntel HD 5xxx/5xxグラフィックスを搭載したMacで仮想マシンが自動的にサスペンドしてしまう不具合を修正した仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop v16.1.2 for Mac」をリリースしています。詳細は以下から。
macOS向けの仮想化ソリューションを提供しているCorel Corporation傘下のParallels International GmbH.は現地時間2020年12月23日、macOS 11 Big SurをサポートしたIntel Mac向け仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 16 for Mac」のマイナーアップデートとなる「Parallels Desktop 16.1.2 Mac」アップデートを公開したと発表しています。
今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.2(49151)では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
- GPU 5xxx/5xx と統合された Intel プロセッサーを搭載する Mac での Windows サスペンドに関する問題を解決しました。
- Autodesk AutoCAD における .dwg ファイルの表示に関するグラフィックの問題を解決しました。
- Mac アプリケーションで仮想マシンのファイルが開けない問題を解決しました。
リリースノートより
今回のアップデートでは、Intel HD 5xxx/5xxグラフィック・カードをiGPUで採用したIntelの第8世代から第9世代 Coreプロセッサ搭載のMacで、macOS 11 Big Surアップグレード後に仮想マシンが自動的にサスペンドに移行してしまう不具合やAutodesk AutoCAD、Macアプリで仮想マシン内のファイルが開けない問題が修正されているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
今回のアップデートは、Intel Mac用のParallels Desktopのみで、Apple Siliconをサポートした「Parallels Desktop 16 for M1 Mac Technical Preview」へのアップデートは無いようです。
- Parallels Desktop 16 for Mac – Parallels
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