Macのルートディレクトリにあるデータを削除してしまうAdobe Creative Cloudアプリの不具合に影響を受けたかを確認する方法。

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 Macのルートディレクトリにあるフォルダ内のデータを消去してしまうAdobe Creative Cloudアプリの不具合と、その影響を受けたかを確認する方法です。詳細は以下から。


Adobe-Creative-Cloud-Hero


 先週末AdobeがリリースしたCreative Cloud デスクトップアプリ v3.5.0.206で発見されたバグは「ルートディレクトリにあるファイル内のデータをユーザーの認証無しに削除してしまう」というもので、週が開けてEngadget様やGIGAZINE様が取り上げてくれたことで周知される様になったようですが、

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 Adobeが公開したリリースノートには「CCデスクトップアプリがMacのルートディレクトリにあるファイルを間違って消去してしまう」としか書かれておらず、その影響範囲などが明記されていないので、備忘録程度に影響範囲を以下にまとめました。

バージョン 3.5.1.209、2016 年 2 月 14 日公開

Mac 向け Creative Cloud デスクトップアプリケーションの一部のシナリオで、ユーザーの書き込み権限があるファイルがシステムルートディレクトリから間違って削除されることがある問題が修正されました。

Creative Cloud ヘルプ | Adobe Creative Cloud デスクトップアプリケーションのリリースノート

不具合の影響を受けた方

 この不具合の影響範囲は以下の通りで、対象が「ルートディレクトリの不可視フォルダ」のため、その影響が確認しづらいですが「Macのディスクスペースが数十~百GB増加していることで気がついた[1, 2]」という方もいるようです。

  1. 影響を受けた人
    • Adobe CC v3.5.0.206がリリースされた2016年2月11日(PST)からAdobeがその配布を中止した12日までにAdobe CCデスクトップアプリをインストール、またはデスクトップアプリでCCにログインされた方。(リリースノート

  2. 影響を受けたデータ
    • ルートディレクトリのトップに有る不可視フォルダ内のデータ(例えば”/.AAA/hoge.txt”など)。

  3. 影響を受けた場合どうなるのか?
    • 不可視フォルダ内のデータが全て削除されます。

 上記1の期間中にAdobe CCをインストールまたはログインされた方は、次の方法でルートディレクトリのどのフォルダが影響を受けたかを確認することが出来ます。

影響を受けたデータを確認する

 まず、不可視フォルダを表示するため、ターミナルを起動して以下のdefaultsコマンドで不可視フォルダを表示します。


defaults-AppleShowAllFiles-command

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
 killall Finder 

元に戻す場合は以下

defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles
 killall Finder 

 次にFinderの移動メニュー[ファルダへ移動…]またはショートカットキー[Cmd + Shift + G]を押し、ルートディレクトリ”/”に移動します。


El-Capitan-root-dir-go

 ルートディレクトリに移動したら名前順でソート①し、一番上にある不可視フォルダを確認します。ソート後、ルートディレクトリの一番上にある不可視フォルダが”/.DocumentRevisions-V100″などパーミッションにより保護されたフォルダだった方はこの不具合の影響を受けていません。


El-Capitan-root-dir-folder-sort
*”/.DocumentRevisions-V100″にはOS Xのオートセーブデータが入っています

 一番上にある不可視フォルダが”/.DocumentRevisions-V100″で無く、書き込みが許可されているフォルダの場合②はそのフォルダ内にあるファイルが全て削除されているはずです。

削除されたファイル

 削除されたファイルは設定ファイルなど様々だと思われますが、それらのファイルを復元するには結局Time Machineやサードパーティ製のバックアップ、クローンアプリの機能を利用するしかなく、バックアップを取っていなかった方は最初からデータの作り直す事になります。


Adobe-delete-issue-Time-Machine

 皮肉にも、設定ファイルのディレクトリ名が”/.bzvol”だったため、この不具合の影響を最も受け、AdobeのCare TeamブログにクレジットされたBackblazeはMac/Windowsのクラウド型バックアップサービスを提供しており、この騒動のタイムラインを自社のブログにまとめているので、興味のある方は関連リンクからBackblazeのサイトへどうぞ。

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『Macのルートディレクトリにあるデータを削除してしまうAdobe Creative Cloudアプリの不具合に影響を受けたかを確認する方法。』へのコメント

  1. 名前:Apple7743 投稿日:2016/02/16(火) 22:39:34 ID:58da5bade 返信

    TimeMachineはこういう時に役に立つ。
    TranscendのJetDriveをこれのMBPのバックアップに使ってる。
    Mac miniなら普通のSDXCカードでもいい。SDXCなら256GBが一万くらいで買える。

  2. 名前:Apple7743 投稿日:2016/02/17(水) 01:26:54 ID:cf762e183 返信

    影響なかったので一安心。
    いつも情報ありがとうございます。

  3. 名前:Apple7743 投稿日:2016/02/17(水) 07:09:15 ID:7ce8e7e13 返信

    どれだけ深部に入り込むソフトなのかがよくわかるな

  4. 名前:Apple7743 投稿日:2016/02/19(金) 11:32:52 ID:759d62232 返信

    開発能力が三流未満と名高いAdobe納得の騒動

  5. 名前:Apple7743 投稿日:2016/02/25(木) 03:20:11 ID:588fe4341 返信

    いくつかのアプリが認証できなくて起動しない原因これだった。テロかよ。ほんとにAdobeレベル低くなったな

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