macOS 10.14 Mojave/iOS 12のSafariではSMSで送信されてきた2段階認証コードの自動入力が可能になっています。詳細は以下から。
現在AppleやGoogleなど多くのサービスがログイン認証に2段階認証をサポートしており、iPhoneに送られてきたSMSに記載されている2段階認証用のコード(ワンタイムパスワード)を入力することで本人確認を行いますが、macOS 10.14 MojaveおよびiOS 12のSafari v12では、この2段階認証用のコードを自動入力する「Security Code AutoFill」機能が搭載されています。
Security Code AutoFill機能はiOSのメッセージアプリに送られてきた2段階認証用コードをシステムが判定し、Safariのコード入力エリアに自動的に入力してくれる機能で、以下の様にiPhoneに送られてきたSMSをmacOSのメッセージアプリに転送設定しておけば、Macでも利用することができます。
おまけ
iPhoneからmacOSへSMSなどのテキストメッセージを送るには、OS X 10.10 Yosemite&iOS 8からサポートされた「Text Message Forwarding」を利用する必要があり、iOSの設定アプリから[メッセージ] → [SMS/MMS転送]のオプションで、メッセージを転送するMacを選択しておく必要があります。
また、macOS 10.14 Mojave/iOS 12のSafari v12ではWebサイト間でパスワードを使い回すと警告が表示される機能や強力なパスワードジェネレータの利用、iOSキーボードからのPassword AutoFill機能なども利用できるようになっているので、OSをアップグレードされた方は試してみて下さい。
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