iOS 12ではiCloud Keychainのパスワードマネージャーがサードパーティ製アプリにも許可され、アプリ内で強力なパスワードを作成することが可能になっています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年09月17日にリリースした「iOS 12」で「Password Manager API」を追加し、1Passwordなどのサードパーティ製パスワードマネージャー内に保存してあるアカウントとパスワードをiOSキーボードのQuickTypeエリアに表示することが可能になりましたが、iOS 12ではサードパーティ製アプリがiCloud Keychainのパスワードマネージャーを利用することも可能になっています。
Password AutoFill
Things supports iOS 12’s new Password AutoFill feature. It creates a strong password for you, keeps it safe, and automatically enters it for you when you log in on a new device. All of this now works with Things Cloud.Things 3.7 Brings Siri Shortcuts and More – Things Blog – Cultured Code
これにより、これまでSafariで利用可能だったアカウント作成時の「強力なパスワード作成機能 (Keyhainのパスワードジェネレータ)」がサードパーティ製アプリ内でアカウントを作成する場合にも利用可能になり、作成したアカウントとパスワードは同時にiCloud Keychainに保存&同期されるため、ユーザーはシームレスにアカウント情報を他のデバイスと同期することができます。
この機能はサードパーティ製アプリ側の対応も必要ですが、Apple Design Awards 2017を受賞したドイツCultured Code GmbH & Co. KGのタスクマネージャーアプリ「Things for iOS」が昨日のアップデート(v3.7)で、パスワードの自動入力(AutoFill)とともにこの機能を追加したそうなので、試してみたい方はThings(有料)アプリをチェックしてみてください。
- The all-new Things. Your to-do list for Mac & iOS – Cultured Code
- Things 3.7 Brings Siri Shortcuts and More – Things Blog – Cultured Code
コメント
それ以前にちょいちょい同期に失敗する基本的な動作をどうにかしてほしいわ
へえ、そんなことあるんだ。環境や状況的な問題ではよく聞くけど問題をクリアしたかったらアップルに直接いうべき案件だね。
これで某有名ぼったくりパス管理アプリ全くいらないね。