AppleがプロファイルマネージャやXsanなどを搭載した「macOS Server v5.11.1」は現在のところmacOS 12 Montereyと互換性がなく、今後のアップデートでサポートすると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年11月01日、システム管理者向けに現在Mac App Storeで公開しているプロファイルマネージャやXsanなどを搭載した「macOS Server」の最新バージョン5.11.1は、10月25日にリリースした「macOS 12 Monterey」と互換性がないと発表しています。
macOS Server 5.11.1 and earlier is not compatible with macOS Monterey. An update to Server that is compatible with macOS Monterey will be available soon.
Prepare to upgrade macOS Server in macOS Monterey – Apple Support
macOS Serverについては2018年にApache HTTP ServerやNginxなどのWebサーバーサービス、MediaWikiなどのWikiサービス、OpenVPNやSoftEther VPNなどのVPNサービスのほかカレンダーや連絡先、HDCP, DNS, メール, メッセージ, NetInstallなど多くのオープンソース・プロジェクトのサービスが削除(非同梱 [1, 2])されなくなったことで、ユーザー離れが指摘されていましたが、
このmacOS Server v5.11.1は上記の通り「このバージョンのServerは、このバージョンのmacOSではサポートされていません。」と表示されmacOS 12 Montereyでは起動できない状態で、Appleは今後のMontereyと互換性のあるServerアップデートを提供すると発表しているので、macOS Serverを利用されているシステム管理者の方は注意してください。
おまけ
また、Appleは学習支援アプリ「クラスルーム (Classroom)」がmacOS 12 Montereyで突然終了する不具合があるとして学校側に通知しているので、Apple製アプリがmacOS 12 MontereyをフルサポートするまではMontereyへのアップグレードを控えた方がいいかもしれません。
- Prepare to upgrade macOS Server in macOS Monterey – Apple Support
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