iOS 14/iPadOS 14、tvOS 14ではDualShock4やXboxのゲームコントローラーのジョイスティックやボタン入力を、ゲームごとにカスタマイズできるリマッピング機能が利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2019年秋にリリースしたiOS 13/iPadOS 13, tvOS 13, macOS 10.15 Catalinaでサブスクリプション制のゲーム配信サービス「Apple Arcade」の提供を開始し、同時にPS 4の「DualShock 4」およびXbox Oneの「Xboxワイヤレスコントローラー」を各AppleOSでネイティブサポートし、iOS 14/iPadOS 14, tvOS 14では「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー Series 2/Adaptive Controller」のサポートも追加しましたが、
このiOS 14/iPadOS 14, tvOS 14では各ゲームコントローラーのジョイスティックや十字キー、ABXY(○×△□)ボタン、L1/L2/R1/R2ボタンを別のキーやボタンに割り当てる、「キーリマッピング」機能がサポートされています。
キーリマッピング方法
キーリマッピング機能は、iOS 14/iPadOS 14、tvOS 14が対応するBluetoothコントローラーを接続すると設定アプリの[一般] → [ゲームコントローラ]に表示されるようになっており、ここから[カスタマイズ]を選択して各キーやボタンを別のキーやボタンに割り当てることができます。
この設定は全てのゲームアプリに対応するグローバル設定ですが、各ゲームアプリは独自のキーリマッピング機能を実装している場合があるので、その場合は[ゲームコントローラ]画面の一番下に表示される「Appを追加」でゲームアプリ別にキーリマッピングを行うことができます。
この機能はiOS/iPadOS, tvOSが対応するゲームコントローラーアプリのみで利用可能ですが、グローバル設定は全てのアプリで反映され、十字キーの水平/垂直反転、入力の回転もサポートされているので、上手く使えばNintendo SwitchのJoy-Con/ProコントローラーをリマッピングできるMacアプリ「JoyKeyMapper」のように左手デバイスの設定にも使えるかもしれません。
おまけ
また、iPadOSは2020年03月にリリースされた「iPadOS 13.4」で、キーボードとマウス操作に対応するとともに、macOSと同じくハードウェアキーボードでCaps LockやControl、Option、Commandといった修飾キーのリマップをサポートしています。
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