macOS 11.1 Big SurやiOS 14.3のApp Storeには開発者が報告したアプリのプライバシー方針をチェックできる「プライバシー情報セクション」が追加されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年12月14日、オーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホンAirPods MaxやApple ProRAW写真をサポートした「macOS 11.1 Big Sur Build 20C69」や「iOS/iPadOS 14.3 Build 18C66」の提供を各Appleデバイスに開始しましたが、これらのOSのApp Storeでは新たに「Appのプライバシー」というアプリのプライバシー情報を確認できるセクションが追加されています。
この機能はアプリがユーザーから収集するデータの種類と、そのデータがユーザーと紐付けられているか、そしてユーザーのトラッキングに利用されているかを開発者が提出した情報に基づき表示するもので、本来はmacOS 11 Big SurとiOS 14のリリースと同時に提供される予定でしたが、今回のアップデートまで延期されていました。
App Storeでは、近日中にすべてのAppleプラットフォームを対象に、ユーザーがAppをダウンロードする前にそのAppのプライバシー方針を確認できるようにします。ユーザーは個々のAppのプロダクトページで、そのAppが収集するデータの種類、およびそれらのデータがユーザーと紐付けられているか、あるいはユーザーのトラッキングに利用されているかを確認できます。該当情報を未提出の場合は、Appのプライバシーに関する情報を App Store Connectから提出してください。
再度のご案内:Appのプライバシーに関する情報掲載の要件、12月8日に開始 – Apple Developer
Appleはこの情報の提出を必須としており、2020年12月8日以降に公開される新規アプリおよびアプリのアップデートをApp Storeに提出する際には必須となっているので、現在は表示されていないアプリでも、今後のアップデートで以下のような種類のデータがアプリに利用されていることが確認できるようになるはずです。
- Appのプライバシーに関する詳細情報 – Apple Developer
- 再度のご案内:Appのプライバシーに関する情報掲載の要件、12月8日に開始 – Apple Developer
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