AppleがMacアプリ(Mac App Store)の証明書のアップデートを開発者へ通知ており、それに伴い2016年1月にMac OS X 10.6 Snow Leopardのアップデートも配信されるようです。詳細は以下から。
Appleは今年11月11日、Macアプリの署名アルゴリズムをSHA-1からSHA-2へアップデートし、そのアップデートが原因で複数のMacで「このアプリは壊れているため開けません」というMASpocolypse(*1)問題を引き起こしましたが、
- MacAppStoreで購入した一部アプリで2015年11月11日にApple CAの証明書期限切れが起こり、アプリが壊れ起動できなくなる状態へ
- MacAppStoreで購入したアプリが「”このアプリ”は壊れているため開けません」というエラーで起動しなくなった場合の対処法
- 2015年11月11日に発生したMacのアプリが壊れ、起動しなくなる「MASpocalypse」問題はAppleがSHA-2証明書を発行したことが原因?
- Apple、証明書の期限切れのためMac App Storeで購入したアプリが起動しなくなる「MASpocolypse」問題を次期OS Xのアップデートで修正すると開発者に通知
- MASpocolypseなど署名問題でMacのアプリが壊れて開けなくなった場合「RB App Checker」を使うと署名のチェックが簡単にできて便利
*新約聖書のヨハネの黙示録(Apocalypsis)からもじって開発者達が付けた俗称。「Appleがラッパを吹けば、Mac App Storeに終末来る」という意味で使われています。
Tweetbotの開発者Paul Haddadさんによると、Appleはこのアップデートを再度行うと開発者向けに通知し、それに伴いMac OS X 10.6 Snow Leopardでは証明書のアップデート後 Mac App Storeから新しいアプリを購入したり、既に購入したアプリを起動できなくなるそうです。
Snow Leopard upgrade, surprised Apple bothered. Put a fork in that. https://t.co/LYlshKVzlJ
The Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority issues certificates that Apple uses to sign apps on the Mac App Store and receipts that third party developers use to prevent unauthorized copies of their apps form running.
[…]
Mac App Store customers running OS X Snow Leopard will be unable to purchase new apps or run previously purchased apps that utilize receipt validation until they install the OS X Snow Leopard update, which will be available via OS X Software Update this January.
Appleはの問題に対応するため、2016年1月にSnow Leopardのアップデートを配信するようなので、Snow Leopardユーザーの方はAppleからの情報に注意しておいたほうがよさそうです。*このアップデートが配信されればSnow Leopardのアップデートとしては2011年7月以来 5年ぶりのアップデートとなるようです。
関連リンク
- Mac OS X Snow Leopard – Wikipedia
- SHA-2について | SSLサーバ証明書 – さくらインターネット
コメント
未だにスノレパの頃が最高だったと思う
OSが最高というより、その頃のAppleが良かった(回顧廚ではないが)
安定してるとか言われてたけど、なんだかんだ不具合もあったなぁ
OSX以降しか知らんけど一番ワクワク感のあった時代だったと思う。
ネトゲのオープンβのお祭り感に近い雰囲気というか。
なんだか、たるんだ雪豹だな。
白目剥きかけてて、アヘ顔に近いかも。
昨今のappleの姿勢が滲んでるようだ。
>>1に完全に同意。
動作速度、使いやすさ、安定感が今と比べたら段違いで良い。
プロアプリケーションにサポート感のあった時期だったしな。
iPhoneとiCloudとフェデリギが登場してからMac OS Xは色々とダメになってきたな。
SLなんぞ無い機能多過ぎてやってられんわな
回顧廚たちが回顧廚ではないと言いながら回顧する
過去に縛られてても
しようがねぇ〜
>>5が正しい
できることが少なすぎてストレスになる
Mac OS X 10.6 Snow Leopard が、特別良かった印象は無いです。
現行の OS X 10.11 El Capitan は、過剰なフラットデザインだけは閉口するけど、それ以外は概ね満足です
WindowsがXPSP2で完成したように、OSXは10.6がそれに当てはまるな
どちらも、それ以降は見た目が変わっただけで、OSとしての進化はほとんど無いね
できないことっつーのはアプリで補えばいい… つーか、OSってもともとそういうもんだろう
モバイル向けのはそういう路線じゃないが
ライオンからのマカーだけど、雪豹の評判は根強いね。体感したことないけ
Lionから使ってるけど、使い心地Yosemiteまでだんだん下がっていって、キャピたんで持ち直した感じかなあ…
ただ新OSで享受してる新機能はたくさんあるから、戻りたいかというと、うーん
Lion以降の自動保存から、純正アプリ含めておかしくなってきた。
毎回悪くなりすぎて、Mavericks、Yosemiteですら良く見えるのが恐ろしい…
前のOSでは対応しない、新しいOSは、うまく動かない… こんなの2年近くやってない?
我慢の限界は来てると思う、周りも次はMacじゃなくていいやと言う人がほとんど、
すでに移行した人も。終わってるね。Apple
スノレパのアップデート来るんだ。
もし本当だったらスノレパに戻したいよ。
スノレパそのもののアップデートをするんじゃなくて
App Store関連の不具合の改修だけって意味じゃないの?