仮想化アプリ「Parallels Desktop 11 for Mac」はOS X 10.11 El Capitanに対応し、音声認識アシスタントCortanaがMacでも使用可能になるかもしれません。詳細は以下から。
Macの仮想環境構築アプリとして有名な”Parallels Desktop”の次期バージョン v11の情報が一時公式サイトに公開されており、それによると”Parallels Desktop 11 for Mac”はWindows 10をサポートし、Windowsの音声アシスト”Cortana”(コルタナ)をOS Xで使用できる様になるとNeowinが報じています。
Want Cortana on your Mac? Parallels has you covered http://t.co/yBPgpVZtRj http://t.co/CHFgqf4gME
Windowsの”Cortana”はiOSの”Siri”の様な音声認識アシストで、以下の動画の様にWindowsに天気やスポーツの結果、今日のスケジュールなどを聞くことにより検索結果や該当のデータを表示してくれる機能です。
Parallels Desktop 11 for MacではこのCortanaを仮想化されたWindows 10がフロントに表示されていない状態でも”Hey Cortana”と呼びかけることでCortanaをOS Xから起動できるようになるもようです。
According to the site you can use Cortana even when Windows 10 is not the forefront application – meaning, you can enable ‘Hey Cortana’ to work at any time while using OS X (as long as Windows 10 is running). This is a change from how the tool currently works with Parallels, and clearly the company views this as a reason to upgrade as they see the value that Cortana brings to the desktop.
[Want Cortana on your Mac? Parallels has you covered – Neowin]
また、AppleInsiderが確認したところによると、Parallels Desktop 11 for Macの新機能として
- OS X 10.11 El Capitanに対応
- 最大50%の高速化
- MacBookのバッテリー消費を抑えるトラベルモードを搭載
- CoherenceモードではWindowsの通知などをメニューバーから確認可能
などがサポートされるようです。
The product page also mentions features like compatibility with OS X El Capitan, speed boosts up to 50 percent, and a Travel Mode that can kill some services to extend battery life on a laptop. Coherence Mode improvements will include a quick-toggle button, and the ability to view notifications through an OS X menu bar item.
[Leak reveals Parallels Desktop 11 will support Windows 10’s Cortana across OS X – AppleInsider]
発売日などはまだ確認されていませんが、Windows 10が今月29日、OS X 10.11 El Capitanが秋に公開されることから、その間に正式な発表があると思われます。(*Parallels Desktop 10 for Macは2014年8月20日にリリースされています)
関連リンク:
- Want Cortana on your Mac? Parallels has you covered – Neowin
- Leak reveals Parallels Desktop 11 will support Windows 10’s Cortana across OS X – AppleInsider
- Windows 10 Tech Previewを試験的にサポートした「Parallels Desktop 10 for Mac」でWindows 10をインストールしてみた
- OS X 10.11 El CapitanではRootlessのため、Parallels Desktopの「Boot Campパーティションから仮想マシンを起動」機能が使用できない状態に
- TekRevue、Parallels Desktop 10&VMware Fusion 7&VirtualBox 4でWindows7を動かした際のベンチマークスコアを掲載
コメント
この前10にバージョンアップしたばかりなんだよね〜
最大50%の高速化ってどのぐらいなのかさっぱりわからないっす…。
またバージョンアップでお金掛かるの???
サポート悪いし、他のソフトに乗り換えよう。。。
毎回バージョンアップが高い。
ver9&Mavericksくらいから安定しなくなってきて、
ver10&Yosemiteなんて最悪。
>ver10&Yosemiteなんて最悪。
うちは結構安定してるよ〜 アップデートぐらいのものに毎回毎回5〜6千円はないよな〜
ほんとに動作自体が50%早くなるなら体感も大違いなんだろうけど、オーバーヘッドが50%解消されるってんだともともとそれなりの速度引き出してくれてるからあんま変わらないかも?って思ってしまうな。
El Capitan で ver. 10 使ってるけど今のところ不具合ないし。
最大◯◯%の高速化! って毎回言うけど、なんか馬.鹿らしいよなぁ
Bootcamp領域の起動に関してはどうなったの