AppleがOS X 10.11 El CapitanやiOS 9 Betaに搭載したSafari 9でポップアップブロックやフィッシングサイト警告など新たなセキュリティ機能を実験中の様です。詳細は以下から。
ここ最近、iPhoneのポップアップブロック機能に対応した”iOS Crash Warings”ポップアップやフィッシングサイトが横行しているとZDNetやTrend Microなどが報じていましたが、
関連記事
- How to get rid of ‘iOS crash warnings’ scam popups – ZDNet
- Con artists freeze Apple’s iPad and iPhone internet browsers and demand £50 – Daily Mail Online
- ios crash report due to a third party application – Apple Support Communities
- iPhone 7のテストユーザーに選出!?新手のフィッシング詐欺に気をつけて – かみあぷ速報
- iOSには「iPhone当選しました」、Androidには「ウイルス感染しました」OS別で詐欺メッセージ使い分け – INTERNET Watch
- Apple製品当選詐欺など、モバイルユーザを狙う騙しの手口を調査 – Trend Micro
- iPhoneを標的とした「iOSクラッシュレポート」や「iPhone 7のテストユーザー」フィッシング詐欺のポップアップを修復する方法
Safari 9のセキュリティ機能
フィンランドのセキュリティ企業F-Secure社のブログによると、Appleはこの様なサイトに対処するため、次期Safari 9で新しいセキュリティ機能を導入する様です。新しいセキュリティ機能はいくつかある様ですが、1つはChromeやFirefoxなどで既に導入されているフィッシングサイトにアクセスした際の警告表示で、Safari 9で悪意のあるフィッシングサイトにアクセスすると以下の様な警告が出ます。
フィッシングサイトの疑い
開こうとしているWebサイトは、”フィッシング”Webサイトであると報告されています。この種のWebサイトは、通常、銀行など、実際に存在するWebサイトの偽物を作成することによって、訪問した人をだまして、個人情報や金銭的な情報を引き出そうとするものです。
もう1つは”iOS Crash Warings”の様なSafariのポップアップブロックを迂回し、連続して警告を出してくるポップアップの対処として、同じポップアップを要求するWebサイトに対し「このWebページからの通知を今後表示しない」オプションが追加されています。
これらの機能はOS X 10.11 El Capitan と iOS 9 に搭載されているSafari 9で既に実装されていますが、AppleはOS X Yosemite向けにもSafari 9をリリースしているため、OS X 10.10やiOS 8の次期アップデートでも新しいセキュリティ機能がサポートされるかもしれません。
関連リンク:
コメント
cookieの制御って頭に無かったの?
ユーザーの個人情報でマネタイズしない心があるならば、真っ先にやらなきゃダメでしょ。