2010年にリリースされ、2021年にはApple Siliconにも対応したMac用ウィンドウマネージャ「Stay」がフリーウェアになっています。詳細は以下から。
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StayはオーストラリアCordless DogのMattさんが2010年リリースしたMac用ウィンドウマネージャで、デスクトップ上にあるアプリケーションウィンドウの配置を記録し、ワンクリックで元の状態に戻せる機能や外部モニター接続時の配置記録機能があっため、当時人気となりましたが、このStayが現地時間2025年08月31日に「Stay v1.5.1」へアップデートされるとともに、フリーウェア化されています。

Stay is now freeware.
リリースノートより
フリーウェア化された経緯は不明ですがStayはこれまで、公式ストアで15.00ドル、Mac App Storeでは2,500円/14.99ドルで販売されていましたが、Store v1.5.1以降は無料でダウンロードでき、アプリ内課金やライセンスコードなしで利用できるようになっており、

Stay is now freeware
フリーウェアになっても機能は変わらずウィンドウ配置のストア(記録)とリストアが可能で、ショートカットキーや外部モニターにも対応し、MacBookに外部モニターを接続していない場合の配置と外部モニターを接続したマルチモニター時のウィンドウ配置を別々に記録しておく事ができます。

Stayの外部モニターとショートカットキー設定
Stay can store a set of windows for every combination of displays that you use with your computer.For example, if you have a laptop that is sometimes connected to an external monitor, you can store two sets of windows in Stay; one with the external monitor connected and one without.
Stay – Mac App Store
Stay v1.5.1のシステム要件はmacOS 14.6 Sonoma以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリは公式サイト/Mac App Storeから無料でダウンロード可能なので、気になっていた方はこの機会に試してみてください。
おまけ
なお、Stayは2021年にリリースされた「Stay v1.4」でApple Silicon Macをネイティブサポートし、macOS 11 Big Surでの不具合を修正していますが、それ以降は今年01月までアップデートがなかったので、メンテナンスが難しくなったのかもしれません。
Stay 1.4 has been released!
This release features support for Apple Silicon Macs and compatibility improvements for macOS 11 Big Sur.https://t.co/8XzYX7CpU4
— Cordless Dog (@cordlessdog) June 23, 2021


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