Microsoftがクラウドストレージサービス「OneDrive for Mac」のファイル保存仕様を緩和し、取り外し可能なAPFS外部ドライブへの保存と同期をサポートすると発表しています。詳細は以下から。
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Microsoftは2025年04月、Appleが03月31日にリリースした「macOS 15.4 Sequoia (24E248)」で、AppleのFile Provider APIがアップデートされたことにより、同社のクラウドストレージサービス「OneDrive for Mac」の保存場所に「ホームボリューム以外の暗号化された取り外し不可能なAPFS外部ボリューム」を指定できるようにしたと発表しましたが、

Syncing files to a non-home volume: OneDrive on macOS now supports selecting a non-home volume to store OneDrive content.
2025年04月のOneDrive for Macのリリースノート
現地時間2025年08月06日に公開されたリリースノートによると、MicrosoftはOneDrive for Macのファイル保存仕様を緩和し、新たに「ホームボリューム以外の暗号化された取り外し可能なAPFS外部ボリューム」を指定できるようにしたと発表しています。

Syncing files to a removable non-home volume: OneDrive on macOS now supports selecting a removable non-home volume to store OneDrive content. Learn more.
2025年08月のOneDrive for Macのリリースノート
システム要件
Microsoft OneDrive TeamのJack Nicholsさんによると、この変更は2025年06月にリリースされたInsider版のOneDrive for Mac v25.127からテストされており、以下のシステム要件を満たしている必要があるそうです。

取り外し可能な外付けストレージにOneDriveフォルダーを指定する
- Mac : macOS 15.0 Sequoia以降
- OneDrive : OneDrive for Mac Insiders v25.127以上
- 外部ドライブ仕様 : FileVaultで暗号化されたAFPSフォーマットのストレージ*。
OneDrive for Macのファイル保存仕様が緩和されたことで、FileVaultで暗号化されたAPFSフォーマットのストレージなら外付けHDD/SSDやUSBメモリにもOneDriveファイルの保存先を指定できるようになったので試してみたところ、セットアップ画面の[OneDriveフォルダー]でフォルダーの保管場所をAPFS(暗号化)の外部ドライブに指定しファイルを保存できたので、OneDriveフォルダーでMacのホームボリューム容量が圧迫されている方は試してみてください。

- OneDrive release notes – Microsoft Support
- OneDrive for Mac Now Supports Removable Drives – OneDrive Blog


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