Parallels、Windows 11 24H2仮想マシンでスクロールが遅くなる不具合を修正した「Parallels Desktop 20 for Mac v20.1.2」をリリース。

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 ParallelsがWindows 11 24H2仮想マシンでスクロールが遅くなる不具合を修正した「Parallels Desktop 20 for Mac v20.1.2」をリリースしています。詳細は以下から。

Parallels Desktop for Mac

 Alludo(旧Corel)傘下のParallels International GmbH.は現地時間2024年11月28日、10月にリリースしたWindows VMでAppleのAI機能Apple Intelligenceの使用を可能にしたParallels Desktop for Mac v20.1.0の2度目のHotfixとなる「Parallels Desktop 20 for Mac v20.1.2」をリリースしています。

Parallels Desktop 20 for Mac 20.1.2

今回のアップデートであるParallels Desktop 20 for Mac (20.1.2.55742)では、次の新しい機能や修正を含みます。

  • Windows 11 24H2仮想マシンでスクロールが遅くなる問題を修正しました。問題を解決するためにParallels Toolsをアップデートしてください。

リリースノートより

 Parallelsによると、今回のアップデートではParallels Desktop 20 for Mac v20.1.0アップデート後にWindows 11 24H2仮想マシンでブラウザなどのスクロールが遅くなる不具合が修正されており、これを修正するのにParallels Toolsのアップデートが必要となっているそうです。

Parallels Desktop 20 for Mac 20.1.2

 Parallels ToolsのアップデートはWindows仮想マシンのシャットダウンまたは再起動時に自動的に行われるようになっているので、Windows仮想マシンでスクロールが遅くなっていた方は、まず仮想マシンを再起動してみてください。

Parallels Desktop 20 for Mac 20.1.2

おまけ

 なお、Apple M4チップ搭載のMacではmacOS 15.1.xのApple Virtualization Frameworkの不具合により、Parallels Desktopを含むUTMやVirtualBuddyなどの仮想化ソフトウェアで、macOS 13.3.1 Ventura以前のmacOS仮想マシンが起動しない問題があるので注意してください。

Apple M4 Proチップを搭載したMac mini (2024)で起動しないmacOS 13.0 Ventura

Apple M4 Proチップを搭載したMac mini (2024)で起動しないmacOS 13.0 Ventura

この不具合はmacOS 15.2 Sequoiaで修正される予定です。

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