ParallelsがUSBデバイスが仮想マシンに正しく表示されない問題やWindows 11との互換性を向上させた「Parallels Desktop for Mac App Store Edition v1.9.4」をリリースしています。詳細は以下から。
Alludo(旧Corel)傘下のParallels International GmbH.は現地時間2024年07月26日、IntelとApple Silicon Mac上でWindowsやLinux仮想マシンを作成&実行できる仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for v1.9.4」のMac App Store版をリリースしたと発表しています。
Parallels Desktop for Mac 1.9.4 (23885) アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
リリースノートより抜粋
Mac App Store版のParallels Desktop for Mac v1.9.4は、05月にリリースされた「Parallels Desktop 19 for Mac v19.4.0」と同じく、Spotlight検索にアイコンが表示され、USB 2.0ポートに接続されたデバイスが仮想マシンで正しく表示されるようになったほか、
Windows 11仮想マシンで再設計された共有フォルダが導入され、 NinjaTraderやMathematicaなどのアプリが正しく実行できるようになりました。
Parallels Desktop for Mac v1.9.4の新機能は以下の通りですが、Parallelsは03月に発表された通り、次期メジャーアップデート(Parallels Desktop v20?)でトラベルモードやWindows/Linux用の32bit Parallels Tools、Intel MacでのMac OS X 10.5 LeopardからOS X 10.8 Mountain Lionまでの仮想マシンのサポートを終了すると告知しています。
新機能
Parallels Desktop for Mac 1.9.4 (23885) アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
一般
- macOS Spotlight の検索結果に表示されるアプリアイコンに OS バッジを追加しました。どのアプリを起動しようとしているのかが簡単に分かるようになります。
- USB 2.0 ポートに接続された USB デバイスが仮想マシンに正しく表示されない問題が修正されました。この修正を利用するには、Mac に macOS 14.5 ベータ以降のバージョンがインストールされている必要があります。
Windows 11
- 再設計された Mac 共有フォルダーの新バージョンが登場しました。これらのフォルダーはシンボリックリンクになっており、表面的には Windows のローカルドライブにあるように見えますが、実際には Mac フォルダー内のファイルへのポインターとして機能します。詳細については、こちらのナレッジベースの記事を参照してください
- 共有フォルダーの問題により NinjaTrader が正常に起動できない問題を修正しました。
- 共有フォルダーの問題により Mathematica や他のアプリケーションが正しく実行できない問題を修正しました。
- Windows 11 仮想マシンのインストール中に Mac 上で .exe ファイルを開こうとすると、正常にインストールできない問題が修正されました。
- Apple Silicon Mac 上で動作する Windows 11 仮想マシンで LabVIEW をインストールする際に、ブルースクリーン(BSOD)が発生する問題を修正しました。
- Parallels Desktop – Mac App Store
- Parallels Desktop 19 for Mac – Parallels
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