macOSの様々な機能を実行できるユーティリティ「Supercharge」に、最後のウィンドウが閉じられた時にアプリを終了する機能や全てのアプリを終了する機能が追加されています。詳細は以下から。
SuperchargeはMac用カレンダーアプリDatoやブラウザスイッチャーVeljaなどを開発し、現在はフルタイムでオープンソースプロジェクトに関わるSindre Sorhusさんが公開したユーティリティアプリで、クリップボード履歴の削除やショートカットキーでのターミナル/パスワードアプリの起動など、
macOSのデフォルトではサポートされていない機能を実行/追加してくれますが、このSuperchargeが最新のバージョン1.7アップデートで、最後のウィンドウが閉じられた時にアプリを終了する機能や、現在開いているアプリ全てを終了する機能を追加しています。
Supercharge v1.7
Supercharge v1.7では、Windowsのように最後のウィンドウが閉じられたのを検知して、そのアプリを完全終了する機能が実装されており、[Apps]ボタンから除外アプリを設定することも可能です。
また、全てのアプリケーションを終了するメニューアクションとショートカットキーが設定できるようになった他、ゴミ箱を空にする、Finderで選択範囲を反転させるキーボードショートカットも設定できるようになっています。
Superchargeのシステム要件はmacOS 15 Sequoia以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリはGumroadで10ドルで販売されている他、12時間ごとにアプリの購入を促すだけで全ての機能が利用できるトライアル版も公式サイトに公開されているので、macOSの機能を拡張したい方は試してみてください。
Supercharge v1.7のリリースノート
- Added a feature to quit apps when their last window is closed (like Swift Quit and RedQuits)
- Added an option to move some Finder actions into an overflow submenu
- Added a “Delete Immediately” context menu action in Finder
- Added a keyboard shortcut for “Empty Trash”
- Added a menu action and keyboard shortcut to quit all apps
- Added a keyboard shortcut to invert selection in Finder
- Added a keyboard shortcut to copy message links in Mail
- Supercharge – Sindre Sorhus
- Supercharge Elevate your Mac experience – Gumroad
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