Broadcom、Windows 11 Arm 24H2仮想マシンのインストールが失敗する不具合などを修正した「VMware Fusion v13.6.1」をリリース。

VMware Fusion 13.6.1 リリース ノート 仮想環境
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 BroadcomがArm版Windows 11 24H2仮想マシンのインストールが失敗する不具合などを修正した「VMware Fusion v13.6.1」をリリースしています。詳細は以下から。

VMware Fusion v13 logo

 米Broadcomは現地時間2024年10月10日、Mac上でWindowsやmacOS、Linux仮想マシンを作成できるデスクトップハイパーバイザーVMware Fusion/Workstationシリーズの最新バージョンとなる「VMware Fusion v13.6.1」「VMware Workstation v17.6.1」をリリースしたと発表しています。

VMware Fusion 13.6.1

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  • Fixes to issues reported by our customers and user community.

リリースノートより抜粋

 VMware Fusion v13.6.1/WorkStation v17.6.1は、09月にリリースされたmacOS 15 SequoiaやWindows Server 2025、Windows 11 23H2をサポートしたVMware Fusion v13.6/Workstation v17.6のHotfixで、主にWindows 11 Arm 24H2仮想マシンのインストールに失敗する問題やISOイメージファイルから24H2が認識しない不具合が修正されたほか、

VMware Fusion 13.6.1 リリース ノート

Intel MacでBoot Campパーティションのインポート/Boot Campからの仮想マシン作成が失敗する不具合、VoiceOverが有効なMacで作成された仮想マシンがmacOS 14 Sonoma以降でランダムにクラッシュする問題が修正されているそうです。

VMware Tools

 一方、VMware Fusion v13.6.1/Workstation v17.6.1でもmacOS 15 SequoiaホストのMacで、VMware Toolsのインストールボタンが灰色になりインストールできない不具合等が確認されており、その様な場合はVMware Toolsを公式サイトからダウンロードしてインストールして欲しいとコメントされています。

VMware Fusion 13.6.1 リリース ノート

Windows 11 Arm 24H2 仮想マシンのインストールが失敗し、空白の画面が表示される

  • Microsoft から Windows を入手するオプションを介して Windows 11 Arm 24H2 仮想マシンをインストールすると失敗し、空白の画面が表示されます。この問題は、ゲスト仮想マシンのインストール中に作成された ISO ファイルに含まれる VMware SVGA ビデオ ドライバのロード中に問題が発生したために発生しました。ゲスト OS のインストール後に VMware SVGA ビデオ ドライバを構成するには、必ず VMware Tools をインストールしてください。

ISO イメージ ファイルから新しい仮想マシンを作成するときに VMware Fusion が Windows 11 24H2 を認識しない

  • ISO イメージ ファイルから新しい仮想マシンを作成するときに VMware Fusion が Windows 11 24H2 を認識しません。

Boot Camp パーティションをインポートするか、Boot Camp パーティションに基づいて仮想マシンを作成しようとすると、「virtual disk is corrupt」というエラーが表示されて失敗することがある

  • Boot Camp パーティションをディスクにインポートするか、Boot Camp パーティションに基づいて仮想マシンを作成しようとすると、「the virtual disk is corrupt」というエラーが発生することがあります。この問題は、Boot Camp パーティションを持つセクタ サイズが 4096 バイトの 4KN ディスクを仮想ディスクに変換しようとすると発生します。

ボイスオーバーが有効な Mac で作成された仮想マシンが、macOS バージョン 14 以降でランダムにシャットダウンする

  • macOS ホスト バージョン 14 以降でボイスオーバーを有効にして仮想マシンをパワーオンしようとすると、仮想マシンがランダムにシャットダウンします。コンソールに、「The application with bundle ID com.vmware.vmware-vmx is running setugid(), which is not allowed.Exiting.」というエラー メッセージが表示されます。macOS バージョン Sonoma 14.7 および macOS バージョン Sequoia 15.0 にアップグレードした後、この問題は発生しなくなりました。

既知の問題

macOS 15 Sequoia ホスト オペレーティング システムに VMware Tools をインストールできない

  • macOS 15 Sequoia オペレーティング システムを使用するデバイスで、VMware Tools のインストール ボタンが灰色表示される。
  • 回避策:https://packages-prod.broadcom.com/tools/frozen/darwin/darwin.iso から VMware Tools をダウンロードし、https://knowledge.broadcom.com/external/article?legacyId=1014294 のインストール手順を実行します。

vctl pull コマンドが Sonoma 14.5 以降で失敗する

  • vctl pull コマンドを使用してイメージをプルしようとすると、macOS Sonoma 14.5 以降のホスト オペレーティング システムで「hdiutil: mount failed Permission denied」というエラーが表示されて失敗します。
  • 回避策:なし

特定のトポロジでマルチモニタ機能が正しく動作しないことがある

  • 特定の状況では、さまざまなハードウェアとトポロジに基づいて、マルチモニタ機能が期待どおりに動作しません。トポロジが単一の画面に戻る、またはモニタが切り替わらないなどの問題が発生する場合があります。
  • 回避策:ありません。

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