macOS 15 Sequoia Beta 3やPublic Betaでは、Macの画面を録画したりスクリーンショットを撮影するアプリで画面収録の許可が有効にならない不具合があるので注意を。

macOS 15 Sequoia画面収録バグ macOS 15 Sequoia
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 macOS 15 Sequoia Beta 3やPublic Betaでは、Macの画面を録画したりスクリーンショットを撮影するアプリで画面収録の許可が有効にならない不具合があるそうです。詳細は以下から。

iOS 11の画面収録のアイコン

 Appleは現地時間2024年07月10日に今年の秋にもリリースを予定しているmacOS 15 SequoiaのBeta 3を開発者向けに公開し、07月15日にはBeta Software Programメンバー向けに初のPublic Betaを公開しましたが、

macOS 15 Sequoia Dev and Public Beta

Adobe EvangelistのHoward Pinskyさんや、ウィンドウのサムネイル付きCmd + Tabを可能にするAltTab、スクリーンショット共有アプリDropshareなどのユーザーや開発者によると、macOS 15 Sequoia Beta 3/Public Beta 1では、画面収録の許可が有効にならない不具合が確認されているそうです。

 通常、macOSではMacの画面を収録したり、スクリーンショットを撮影し、それらを利用するアプリは利用前にユーザー承認を必要とし、ユーザーはシステム設定アプリの[プライバシーとセキュリティ] → [画面収録とオーディオ録音]でアプリに許可を与えますが、

macOS 15 Sequoia画面収録バグ

macOS 15 SequoiaのBeta 3/Public Betaでは、ユーザーが画面収録の許可を与えても有効にならない不具合が確認されており、そのため画面収録機能を利用するアプリを起動すると、アプリがユーザーに画面収録を承認するように求めるポップアップが表示され続ける問題が発生するそうです。

macOS 15 Sequoia画面収録バグ

 AltTabのIssueやX(Twitter)を見る限り、この不具合はAltTab、ScreenFlow、Dropshare、Shottr、CleanShot X、Displaylink Managerなどのアプリで確認されており、AltTabのIssueでは、この不具合が発生した場合、tccutilコマンドを利用しアプリの[セキュリティとプライバシー]のアクセス許可を全てリセットして最初から設定をやり直すと問題が解決するという対処法や、

tccutil reset ScreenCapture com.lwouis.alt-tab-macos && 
tccutil reset Microphone com.lwouis.alt-tab-macos && 
tccutil reset Camera com.lwouis.alt-tab-macos && 
tccutil reset Accessibility com.lwouis.alt-tab-macos

Dropshareの開発者はアプリでフルスクリーンショットを撮影し画面収録許可のポップアップを出現させ、そのポップアップから再び画面収録の許可を与えると問題が解決する場合があるといった対処法を公開していますが、既に多くの開発者が利用できなくなった画面収録アプリではなく、macOSデフォルトの画面録画機能を利用しAppleへフィードバックを送っているようなので、この不具合はBeta 4/Public Beta 2以降で修正されると思われます。

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