DEVONtechnologiesがAppleがmacOS 11 Big Surで廃止したネットワークユーティリティと同じMacのネットワーク情報の表示やNetstat, Ping, LookupなどをGUIで行えるアプリ「Neo Network Utility v1.0」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは2020年11月にリリースしたmacOS 11 Big Surで、MacのIPアドレスやデータ転送量などのネットワーク情報表示やネットワークコマンドをGUIで実行できるアプリ「ネットワークユーティリティ (Network Utility)」を廃止し、ネットワークユーティリティに搭載されていた機能を利用したい場合はターミナルから実行するようにユーザーに指示していましたが、
/System/Library/CoreServices/Applications/Network Utility.app
Macに対応した論文や文献管理アプリDEVONthinkシリーズを開発&販売するドイツのDEVONtechnologies, LLC.は現地時間2024年07月11日、このネットワークユーティリティで利用できた機能を全て実装した「Neo Network Utility」アプリをリリースしたと発表しています。
Neo Network Utility
Neo Network Utilityはネットワークユーティリティと同じくMacのネットワーク情報とNetstat、Ping、Lookup、Traceroute、Whois、Finger、PortsscanコマンドがGUI で行えるようになっている他、
Appleが2021年にリリースしたmacOS 12 Montereyで導入した、ネットワークの応答速度をミリ秒単位で測定するpingコマンドに代わり、1分間のラウンドトリップ数(RPM:Round Trips Per Minute)で測定する「networkQuality」コマンドを利用した[Network Speed]測定機能も実装されています。
Neo Network Utilityのシステム要件はmacOS 13 Ventura以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリはフリーウェアとして公式サイトに公開されているので、ネットワークユーティリティアプリがなくなり不便だった方は試してみてください。
- Needful Things – DEVONtechnologies
- Welcome (Back) Network Utility – The DEVONtechnologies Blog
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