Microsoft、OpenDocument Format 1.4をサポートした「Microsoft 365 for Mac/Win」アプリをInsiderメンバー向けに公開。

Microsoft for Mac
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 MicrosoftがOpenDocument Format 1.4をサポートした「Microsoft 365 for Mac/Win」アプリをInsiderメンバー向けに公開しています。詳細は以下から。

Word for Mac

 Microsoftでオフィス互換運用チームのプロダクトマネージャーを務めるAlfred Hellsternさんは現地時間2024年07月01日、次期Office/Microsoft 365の機能を紹介するInsider Blogの中で、WordやExcel、PowerPointなどオフィスファイルのオープンフォーマットであるOpenDocument Format 1.4 (ODF 1.4)をサポートした「Microsoft 365」アプリをInsiderメンバー向けに公開したと発表しています。

Microsoft Office OpenDocument Format 1.4 support

With this change, ODF files in Microsoft 365 apps will now save only to the ODF 1.4 format. ODF 1.4 adds support for a number of features—which we’ll explore below—that are already supported by the Open Office XML format (.docx, .xlsx, and. pptx).

Microsoft 365 apps now support OpenDocument Format 1.4 – Microsoft Insider Blog

 ODF 1.4は、今年03月にOASIS Openによってドラフトが公開され、06月12日にレビューが終了した最新のODFで、Wordでは図形内の表や0から始まるリスト、画像や図形の重なりの禁止、Excelはエラー値、カラーでのフィルタリング、テキストの方向、PowerPointではページ番号やテーブルセル内のテキスト方向などがサポートされているそうです。

OpenDocument Format 1.4

Open Document Format for Office Applications (OpenDocument) Version 1.4.

 Microsoft 365アプリで作成したドキュメントをODF 1.4フォーマットで保存するには、これまで通り、保存オプションのファイル形式で[OpenDocumentテキスト (.odt)]を選択するだけですが、現在Insiderメンバー向けに公開しているMicrosoft 365 for Windows v2404、for Mac v16.84ではODF 1.4がテストされているため、ODF 1.3以前のドキュメントを開くとODF 1.4で保存されるので注意してください。

LibreOffice

LibreOfficeなどは現在のところODF 1.3までしかサポートしていません。

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