AppleがmacOS 12 MontereyとmacOS 13 Ventura向けにWebRTCの脆弱性を修正した「Safari v17.4.1」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年03月25日、macOS Sonoma向けにmacOS 14.4アップデート後にMacでUSBハブが認識しない、オーディオプラグインやJavaを利用したアプリがクラッシュする不具合を修正した「macOS 14.4.1 Sonoma Build 23E224」を、
このアップデートには以下のようなMac用のバグ修正が含まれます:
- 外部ディスプレイに接続されたUSBハブが認識されないことがある問題
- プロフェッショナル向けの音楽制作アプリ用に設計されたコピー保護済みのAudio Unitプラグインが開かない、または検証がパスしないことがある問題
- Javaを含むアプリが突然終了することがある問題
macOS 14.4.1のリリースノートより
Ventura向けに2件の脆弱性を修正した「macOS 13.6.6 Ventura Build 22G630」をリリースしましたが、同時に現在もセキュリティアップデートを続けているmacOS 12 MontereyとmacOS 13 Ventura向けにデフォルトブラウザとなる「Safari 17.4.1」をリリースしています。
Safari v17.4.1のリリースノートは03月日にリリースされた「Safari v17.4」のリリースノートがそのまま掲載されています。
Safari v17.4.1では、macOS 14.4.1 SonomaやmacOS 13.6.6 Venturaでも修正されていた悪意のある画像を処理することで任意のコードが実行できてしまうWebRTCの脆弱性(CVE-2024-1580)が修正されているので、macOS MontereyとVenturaユーザーの方はアップデートをチェックしてみてください。
- Apple security releases – Apple
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