macOS 12 MontereyのSafari 15に実装される「Live Text」は一部のCAPTCHAのOCRとしても利用できるようです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年06月07日に完全オンラインで開催したWWDC21の基調講演の中で、macOS 12 MontereyやiOS/iPadOS 15の新機能として、写真内にあるテキストを検出し、編集可能なテキストとしてコピー&ペーストできる「Live Text」機能を発表。
この機能はカメラや写真アプリだけでなく、Webブラウザの「Safari」で表示したコンテンツなど、システム全体で動作すると発表されていましたが、このLive TextはWebを確認しているのがコンピューター(ボットやスパム)ではないかをチェックするチューリングテスト「CAPTCHA」でも利用できるそうです。
インドのテレビ会社NDTVでCTOを務めるKawaljit Singh Bediさんによると、macOS 12 MontereyのLive Textは簡単なCAPTCHAから文字を抽出してペースト、ニュースレーターのサブスクリプション解除を行うことが可能だったそうです。ただ、既に多くのサイトがGoogle reCAPTCHAを利用しているので、以下のようなことはあまりないと思われますが、気になる方は管理しているWebサービスをチェックしてみてください。
macOS Monterey OCR works on captchas also. Why not 🤷♂️
cc @siracusa @gruber pic.twitter.com/RY5fPbFa85
— Kawaljit Singh Bedi (@kawaljit) June 16, 2021
- macOS Monterey Preview – Apple
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