KeyCueやCheatSheetの様にCMDキーを押すことでMacで使用中のアプリのショートカットキーを一覧表示してくれるユーティリティアプリ「KeyClu」のBeta版が公開されています。詳細は以下から。
Appleは2015年にリリースしたiOS 9で、iPadに接続した外部キーボードのCommandキーを長押しすることで、現在使用中のアプリで利用可能なキーボードショートカットキーのリストを表示する機能を実装しましたが、
現在のところ、この機能はMacには実装されず、ドイツMedia Atelierが2012年から開発している「CheetSheet」やErgonis Softwareの「KeyCue」を利用する必要があります。
このCheetSheetやKeyCueの様にMacで使用中のアプリのショートカットキーを一覧にして表示してくれるアプリ「KeyClu」のBeta版が新たにリリースされています。
KeyClu
KeyCluを公開したのはGood Old Calendarなどを開発しているSergi Tatarenkov(Anze)さんで、HomebrewやGitHubリポジトリで公開されているアプリをインストールし、起動後にシステム設定アプリの[プライバシーとセキュリティ] → [アクセシビリティ]でKeyCluに制御許可を与えアプリを再起動、
brew install keyclu
後はショートカットキーを知りたいアプリを表示中にCommandキーを2回押し+押しっぱなしにすることで、そのアプリで利用可能なショートカットキーの一覧が表示されます。
Tatarenkovさんは、元々KeyCluを利用していたものの、KeyCueは有料(25ドル)で表示方法がカスタマイズできず、CheatSheetは既に開発が終了されmacOS 14 Sonomaで利用できなくなることからKeyCluを開発したそうで、
KeyCluはGeneralやVisualsから表示までの時間とフォントなどをカスタマイズすることが可能で、オープンソースではありませんが、システム要件はmacOS 11 Big Sur以降のIntel&Apple Silicon Macで、アプリは無料で公開しており、現在Beta版のため何かあればIssuesへ報告して欲しいとコメントされているので、CheetSheetの代替アプリをお探しの方は試してみてください。
- KeyClu – Anze’s Laboratory
- Anze/KeyCluCask : Find shortcuts for any installed application – GitHub
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