Existential AudioがSoundFlowerのようにMacに仮想オーディオデバイスを作成し必要なアプリの音だけを録音/配信できるオーディオキャプチャアプリ「Dipper」の予約注文を開始しています。。詳細は以下から。
Existential Audio Inc.のDevin Rothさんは、Cycling ’74チームが開発したMacに仮想オーディオデバイスを作成し、アプリやマイク入力(ソース)などの音声を録音/配信できるオーティオユーティリティ「SoundFlower」のメンテナンスをRogue Amoeba Softwareが2015年に終了して以降、
SoundFlowerのように、Macに仮想オーディオ入出力デバイスを作成できるオーディオドライバ「BlackHole」を開発していますが、Existential Audioは新たに、BlackHoleの技術を応用し、Macの仮想マイク(Virtual Microphone)からMac上のあらゆる音を録音/配信できる「Dipper」を現地時間2023年08月01日より配信すると発表しています。
Dipper
Dipperは、今年02月からBeta版が公開され開発が進められてきたアプリで、BlackHoleの技術に加え、macOS 13 VenturaでAppleが新たに導入されたScreenCaptureKitを利用してカーネル拡張を必要とせずアプリケーション・オーディオを録音できるのが特徴で、
Introducing Dipper, the ultimate audio capture companion for your Mac. With its powerful capabilities, Dipper revolutionizes the way you effortlessly capture and manipulate audio from any source.
Dipper – Mac App Store
システム要件はmacOS 13 Ventura以降となっており、現在Mac App Storeで予約注文が受け付けられていますが、アプリの価格は無料となっているものの、アウリ内課金があると記載されているので、全ての機能を利用するにはいくらか支払う必要がありそうです。
- Dipper – Mac App Store
- Dipper: Audio Capture App – Dipper
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