アプリ別のボリュームコントロールやイコライザーをサポートしたMac用サウンドユーティリティ「SoundSource v4.0」がリリースされています。詳細は以下から。
Mac用オーディオユーティリティLoopbackやAudio Hijackなどを開発&販売している米Rogue Amoeba Software, Inc.は現地時間2019年03月26日、メニューバーからスピーカーやマイクなどMacに接続されたオーディオソースを切替えたり、ボリュームのコントロールが可能なサウンドユーティリティ「SoundSource」のv4.0をリリースしたと発表しています。
Today, we’re pleased to introduce a brand-new product: SoundSource 4. You wouldn’t think a version 4 could be labeled as “brand-new”, but the massive new functionality and fully redesigned interface mean SoundSource 4 is effectively a whole new product.
SoundSource 4 Is Our Brand-New, Incredibly Powerful, System-Wide Audio Control – Rogue Amoeba
SoundSource v3.xではオーディオソースにエフェクトがかけられるようになりましたが、v4.0では新たにメニューバーからブラウザやiTunes/VLC/IINAなどサウンドを出すアプリ別にミュートやボリュームを調整したり、イコライザーを設定できるようになっており、
システム要件はOS X 10.11 El Capitanのままで20分利用可能なトライアル版も公開されていますが、アップグレードは有償で、価格はSoundSource v3.xからのアップグレードが21ドル、v4のシングルライセンスが32ドルとなっています。
おまけ
また、Rogue Amoeba Softwareは仮想オーディオデバイスを作ることでMacのオーディオ入出力を自在にコントロールできる「Soundflower」をオリジナルの開発元のCycling ’74チームから開発を預かり、その機能をGUI化したアプリ「Loopback」のメジャーアップデートとなる「Loopback v2.0」をリリースし、
インターフェイスを刷新すると共にオーディオの入出力がよりわかりやすい配線システムを導入しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
おまけ2
SoundFlowerの代替アプリとなるオープンソースのMac用・仮想オーディオデバイス作成ユーティリティ「BlackHole for Mac」をExistential Audio Inc.のDevin Rothさんが公開しています。
- Quality Audio Software for MacOS and Windows – Rogue Amoeba
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