SoundFlowerのようにMacに仮想オーディオ入出力を作成できるオーディオドライバ「BlackHole」の64ch用インストーラーがリリース。

BlackHole Virtual Audio Driver BlackHole
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 SoundFlowerのようにMacに仮想オーディオ入出力を作成できる仮想オーディオ・ドライバ「BlackHole」の64ch用インストーラーがリリースされています。詳細は以下から。

soundflower

 BlackHoleは2014年にCycling ’74チームがメンテナンスを終了したオーディオユーティリティSoundFlowerのようにMacに仮想オーディオ入出力装置を作成できるオーディオ・ドライバで、Existential Audio Inc.のDevin Rothさんがオープンソースで開発していますが、このBlackHoleに64ch対応のインストーラー「BlackHole 64ch v0.2.10」がリリースされています。

BlackHole Virtual Audio Driver

Supports 2, 16 or 64 audio channels versions.
(*インストーラーには”2ch, 16ch or 128ch”となっていますが、これは記載ミスだと思われます)

ExistentialAudio/BlackHole – GitHub

 上記の通り、BlackHoleはSoundflowから移行したユーザーが多いためか、Soundflowでサポートされていた64chを利用したいユーザーからの要望が多かったようで、既存の2ch, 16chに加えて新たに別途64chオーディオ版のインストーラーが用意されています。

 BlackHoleのシステム要件は引き続きOS X 10.9 Mavericks以上のIntel MacおよびmacOS 11 Big Sur以上のApple Sillicon Macで、BlackHole 64ch.v0.2.10パッケージを利用すると以下のAudio HAL(Hardware Abstraction Layer) Pluginがインストールされ、Audio MIDI設定アプリなどで各チャンネルの設定ができるので、必要な方はチェックしてみてください。

Audio MIDI設定

/Library/Audio/Plug-Ins/HAL/BlackHole64ch.driver
インストーラーのダウンロードにはメーリングリスト登録が必要です。

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