最新のDisplayLink DL-6150製品とDL-7xxx製品で代替エンコーダーをサポートした「DisplayLink Manager v1.9」と、macOS 14 Sonomaを初期サポートした「v1.10 (Alpha)」がリリース。

DisplayLink Manager v1.9.0とv1.10.0 Alpha Display
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 最新のDisplayLink DL-6150製品とDL-7xxx製品で代替エンコーダーをサポートした「DisplayLink Manager v1.9」および、macOS 14 Sonomaを初期サポートした「v1.10 (Alpha)」がリリースされています。詳細は以下から。

DisplayLink Manager

 米Synaptics傘下のDisplayLink社は現地時間2023年07月16日、同社が提供するDisplayLinkチップ搭載のUSBグラフィックス・アダプタやドッキングステーション用のユーティリティ兼ドライバの最新バージョンとなる「DisplayLink Manager v1.9.0」およびAlpa版の「DisplayLink Manager v1.10.0 (Alpha)」をリリースしたと発表しています。

DisplayLink Manager v1.10.0 Alpha

Initial support for macOS 14.x beta (Sonoma), API pop-up does not appear anymore

DisplayLink Manager v1.10.0 Alphaのリリースノートより

 DisplayLinkチップを搭載したUSBグラフィックス・アダプタやドッキングステーションは、AppleがM1/M2チップ搭載のMacで使用できる外部ディスプレイ数を+1枚までに制限[1, 2]したことで、AnkerBelkinSatechiPlugableなどメーカー各社が発売していますが、

DisplayLinkチップを採用したアダプタやドッキングステーション

DisplayLinkチップを採用したアダプタやドッキングステーション

最新のDisplayLink Manager v1.9.0では、新たに今後発売されるDisplayLink DL-6150チップを採用した製品がサポートされた他、DisplayLink DL-7xxxチップを採用した製品をApple Silicon Macで利用する際に代替エンコーダーが利用可能になるそうです。

DisplayLink Manager v1.9.0とv1.10.0 Alpha

 また、DisplayLinkは同時に「DisplayLink Manager v1.10.0 (Alpha)」をリリースしており、同バージョンでは今年の秋にリリースが予定されているmacOS 14 Sonomaを初期サポートし、Sonoma beta 2から導入された今後廃止予定のAPIに対するAlertポップアップが表示されないようになった他、

Future deprecated API Sonoma

ちなみに、このAlertは具体的なAPIに関する情報が記載されていないとして開発者らがAppleにAlertに関する情報を提供するようフィードバックが出されています。

HiDPI設定の変更後にアプリを再起動する必要がなくなったそうなので、DisplayLinkチップ搭載のアダプタやドッキングステーションをお持ちの方はアップデートしてみてください。

リリースノート

  • Introducing support for upcoming DisplayLink DL-6150 products
  • Introducing alternate encoder for DisplayLink DL-7xxx based products on Apple Silicon
  • Improved memory management
  • Initial support for macOS 14.x beta (Sonoma), API pop-up does not appear anymore
  • Application does not have to be restarted after changing HiDPI setting

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