BelkinがDisplayLinkチップを採用しApple M1チップを搭載したMacBook Air/Proでも2台のHD外部ディスプレイを接続できる「USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション」を発売しています。詳細は以下から。
台湾Foxconn傘下のサードパーティ製メーカーBelkin International, Inc.は現地時間2021年03月04日、DisplayLink社のグラフィックチップを採用し、Apple M1チップを搭載したMacBook Air/Proでも最大2台の外部ディスプレイを接続&扱うことができるドッキングステーション「Belkin USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション (INC002qcBK)」を03月12日より全国の家電量販店やAmazon.co.jpで販売すると発表しています。
お仕事や勉強、テレワークなどの利用目的に応じて様々なノートパソコンとの互換性を備えたドッキングステーションです。本製品はDisplayLinkテクノロジーに対応し、2台の高解像度モニターをWindows、Mac、Chromeデバイスに接続できます。本製品は最大85Wのパススルー充電に対応し、1本のケーブルのみでパソコンに接続し、簡単に機能拡張できて同時に充電することが可能です。
USB-Cドッキングステーション:HDデュアルディスプレイ – Belkin
Apple M1チップを搭載したMacBook Air/Proでは、最大6K解像度のApple Pro Display XDRはサポートされているものの、接続できる外部ディスプレイの最大数が1台という制限がありますが、英DisplayLink社のUSBグラフィックス(DisplayLinkテクノロジー)はこの制限を受けないため、M1チップ搭載のMacBook Air/Proで2台以上のマルチ(外部)ディスプレイ環境を構築するためには、PlugableのDual 4K Display AdapterやTriple 4K Display Dockなどが必要となっていました。
BelkinのUSB-Cドッキングステーションも、このDisplayLinkテクノロジーを採用し、USB-Cポートから最大2台のFull HD (1080p)出力を行うことが可能で、2つのHDMI 1.4ポートの他に、キーボードやマウス、ストレージなどを接続できるUSB-A 3.1 Gen 1ポートを2つ、
5V/2.4Aでデバイスを急速充電できるBC1.2準拠のUSB-A 3.1 Gen 1ポートを1つ、マイクとヘッドフォンに対応した3.5mmオーディポート、Gigabit Ethernetポートを1つ、最大85WでMacBook Air/Proを充電可能なホスト接続用USB-C PDポートを1つ、DC IN、電源ボタンを搭載した8-in-1ドックとなっています。
ドックのサイズは95 x 95 x 33mm、重さは約1kgで、Amazon.co.jpでの価格は16,190円となっており、利用にはDisplayLink社のドライバが必要。HDMIポートを搭載しているMac mini (M1, 2020)で利用すれば3台のHDMIディスプレイを扱うことが可能ですが、最新のDL-6000チップを採用していないためか、最大解像度が1080pとなっているので注意してください。
- Belkin USB-C ハブ ドッキングステーション : 16,190円 – Amazon.co.jp
- USB-Cドッキングステーション:HDデュアルディスプレイ – Belkin
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