Microsoft 365サブスクリプションやOfficeライセンスのないユーザーでもメールクライアント「Outlook for macOS」が無料で利用可能に。

Microsoft Outlook for Mac now free Microsoft for Mac
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 MicrosoftがMicrosoft 365サブスクリプションやライセンスのないユーザーにもメールアプリ「Outlook for macOS」を無料で提供すると発表しています。詳細は以下から。

Outlook for Mac

 Microsoftは現地時間2023年03月06日、同社がWindowsやmacOS、iOS/iPadOS、Androidに提供しているメールアプリ「Microsoft Outlook」のMac版をMicrosoft 365サブスクリプションやOfficeライセンスのないユーザーにも無償での提供を開始すると発表しています。

Microsoft Outlook for Mac now free

Outlook for Mac is now free to use
Now consumers can use Outlook for free on macOS, no Microsoft 365 subscription or license necessary.

Outlook Mac for All – Outlook Blog

 Microsoftは2022年02月に、2020年から開始したOutlook for macOSのデザインの刷新を終え、新デザインのOutlook for macOSはOffice Fluent ユーザーインターフェイスが採用され、受信トレイにはアバターを追加し、メールの送受信者やコラボレーションを行っているユーザーが視覚的に素早く確認できるようになっているほか、

新旧のOutlook for macOS

新旧のOutlook for macOS

アピアランス設定やテーマカラー、表示密度の設定が可能になっており、最近ではOutlook for Windowsとの一貫性を考慮して独自実装していたWindowsアプリと同じ通知を、macOSのネイティブ通知へ変更できる機能が追加され、iCloudアカウントやApple Siliconにも対応していました。

macOSの通知センターを利用したOutlook for Mac

 この他、最新のOutlook for macOSでは、メニューバーカレンダーやmacOS 11 Big Surで追加されたウィジェット機能が追加されており、Outlookアカウント以外にもGoogleやiCloud、Yahoo!、IMAPアカウントをMicrosoft 365やOfficeライセンスの登録なく利用できるようになっているので、メールアプリ/クライアントをお探しの方は試してみてください。

Microsoft Outlook new features

現在、一部のユーザーはOutlook for macOSを起動するとMicrosoft 365のライセンス認証が表示されるとコメントしているので、完全なロールアウトにはもう少し時間がかかると思われます。

おまけ

 Outlook for macOSは無料で利用できるようになっていますが、Outlookアプリを通したMicrosoft 365サブスクリプションの販売は現在も続いているので、利用される方は注意してください。

Outlook for macOS no subscription

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